この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
・メッセージのラリーは続くけど、2人で会う約束はとりつけられない。
・2回目のデートにつながらない。
・5回もデートに行けたのに、告白したらフラれた…
彼女をつくるためのアクションは起こしているのに、ぜんぜんうまくいかない。
自分の無力さにノックアウト。
もう立ち上がれない。
そう打ちひしがれたことがあるのは、あなただけではありません。
手足を動かし、汗をかいて行動している。
だけど上手くいかないすべての男性へ提案です。
『7つの習慣』の2つ目の習慣、「終わりを思い描くことから始める」を実践してみてはいかがでしょうか?
「読んだことのない人」、「読んだけど忘れた」という人のための先にお伝えしておくと、7つの習慣は以下のとおり。
1.主体的である
2.終わりを思い描くことから始める
3.最重要事項を優先する
4.Win – Winを考える
5.まず理解に徹し、そして理解される
6.シナジーをつくる
7.刃を研ぐ
「終わりを思い描く」という高尚な表現を、かみ砕くと以下の一文になります。
ゴールから逆算して成功をもくろむ
恋愛への応用も含め、続きでくわしく解説していきますね。
僕たちは「つじつま合わせ」をしたい生き物
あなたは本屋にいる。
目の前に本棚がある。
ONE PIECEの単行本が1巻から10巻までズラリと横に並んでいる。
どこか気持ち悪い。
よく見れば、
[1、2、3、4、7、5、6、8、9、10]
途中の並びが狂っている。
こんな状況に出くわしたとき、あなたはどうする?
頼まれてもいないのに、7巻を引き抜いて、6巻と8巻の間に収めるかもしれない。
すると、並び替えをする前に覚えていた気持ち悪さは解消される。
…こんな風に、人間は「つじつまを合わせたい」という欲求を持っています。
上記の例は、その派生版である「整理整頓したい欲求」です。
似たようなので、「間を埋めたい欲求」もあります。
たとえば、ONE PIECEが[1巻、10巻]しかなかったら?
間が抜けてるのが気持ち悪いですよね。
もし「1巻→10」巻の順で読んだら、間の8巻分が気になってしょうがなくなる。
店舗で入手できないなら、Amazonだ!
と、その日のうちに注文することもあり得ますよね。
このように、「つじつまを合わせたい欲求」は、僕らを行動に駆り立てます。
これを利用したのが、『終わりを思い描くことから始める』という習慣。
本の中では、「自分の葬式をイメージしてみよう」と書かれていました。
それも大事だと思うのですが、「なんか大層だな」というのが正直な感想。
人生という最大の単位でなくても、「小目標」レベルの終わりを思い描くことも有用だと考えます。
スケールダウンした例を1つ。
僕は、ブログを書くとき、「はじめに」と「まとめ」を最初に書いてしまうことがあります。
こうすることで、「間を埋めたい」という欲求を呼び起こし、自らを執筆に駆り立てているわけです。
もちろん、恋愛にも応用可能。
…というより必須。
恋活するのはなんのため?
マッチングアプリで延々とメッセージのやりとりを繰り返す。
いつまで経ってもデートに誘わない。
pairsやwithの月額を無駄金にしてしまうのは、そんな男性です。
かつての僕も、その一人でした。
アプリをインストールする瞬間は、
「彼女をつくる!」
「色白で柔和な女子とたわむれたい」
そんな望みを抱いていたはず。
にもかかわらず無難で芯のない文章交換に終始してしまう。
僕たちは、たやすく目的を見失います。
抵抗のない楽な行動に流れます。
そして、時間が経って、後悔に襲われます。
手段と目的は混合しやすい。
だからこそ、「終わり」を常に頭に置いておく。
その必要があるんです。
セックス、彼女づくりを念頭に置き、目的地をハッキリさせる。
手段と目的を混合しない。
メッセージのラリーをひたすら続けるのは、逃げ。
「誘う」という主体的な行動から逃げている。
デート中もそう。
もっと関係を縮めたいと思ったら、「手をつなぐ」、「交際を提案する」といった進展を起こさなければならない。
今やっていることが目的達成に結びつくのか、自分の行為を俯瞰する。
「自分が思い描いた終わり」を意識することが大事です。
神が非モテに与えた「策略」という武器
先天的な資質だけでモテる男がいます。
持って生まれた性格を加工・矯正することなく振る舞って、異性から好意の目を向けられる男がいます。
でも、僕らはそうじゃない。
だからこそ、戦略が必要です。
『7つの習慣』には、次のような言葉が出てきます。
「すべての物は二度つくられる」
工事してビルを建てるには、その前に設計図が必要です。
作業員がそのときの気分で組立をしているわけではありません。
まずは頭のなかで組み立てる。
物をさわるのは、その後です。
すべてのものは、以下2つの手順でつくられます。
1.知的創造(戦略)
2.物的創造
恋愛で言えば、どう相手を落とすか、まずは策謀を巡らせるのが「知的創造」の段階。
僕は「フィーリングで恋愛するのは無理だ」と悟ってから、「紙とペン」を使うようになりました。
たとえば「マッチングアプリで知り合った女性とデートに行きたい」と思ったら、以下の手順を踏みます。
1.ノートを開く
2.上の方に「デートに行く」と書いて○で囲む
3.上記から下向きに枝線を伸ばし、「食事に誘う」と書く
4.上記から下向きに枝線を伸ばし、「好きな食べ物を聞く」と書く
5.上記から下向きに枝線を伸ばし、「夕飯にいつも何を食べることが多いかを聞く」と書く
6.上記から下向きに枝線を伸ばし、「仕事が終わるのは何時ごろになるかを聞く」
…
上記のような塩梅で、「ゴール」からどんどん逆算して、繰り出す話題を考えていきます。
どんどん「葉」と「枝線」を増やし、最終的に「会話の切り出しとして自然な話題」を見つけます。
あとは、その話題から「食事に誘う」に向かって順に質問と自己開示を繰り返す。
この方法を採用してから、少なく見積もっても、デートの機会が以前の3倍には増えました。
「この逆算の発想」を駆使した具体的な方法は、↓記事で完全解説しています。
もちろん、「告白してOKをもらう」という目的でも、この考え方は使えます。
恋愛で策略を巡らすことができるようになると、彼女をつくるのに、困らなくなります。
「もし今の彼女と別れても、すぐにいい相手を見つけられる」という自信がつきます。
すると、彼女に重たく執着することもなくなり、軽やかな気分で交際をすることができる。
策略を巡らせることは、非モテに与えられた貴重な武器です。
まとめ
★「彼女をつくりたい」という目的を意識して行動する。
→マッチングアプリで延々とメッセージの往復をしていても意味がない
★小目標ごとに、ゴールから逆算して策略を巡らせる
→アプリの女性とデートに行きたいなら、「食事に誘う」から逆算してトークを組み立てる
DT卒業したいあなたへ
コミュ力に自信がなくても、無理せず童貞を卒業できる。
というあなたへ。
まさか、コミュニケーション能力不足が原因だと思っていませんよね?
違います。
原因は、そこじゃありません。
「デートの回数を重ねては、最終的にフラれる」を繰り返しているなら、下の記事で卒業を迎えてください。
「女の子と出会ったその日にDT卒業」も可能です。