失敗談

努力が報われない意外な11の原因&あっさり抜け出す13の方法【+体験談】

 

努力が報われなかった…
悲しいし悔しい…

努力は報われる?
それとも報われない?

この記事は、そんなあなたに向けて書いています。

この記事を書いた人

・Fラン文系大学卒のアラサー男

・1年予備校に通って勉強したのに公務員試験全落ち

・26までDT

 

努力が報われないと、辛いですよね。

 

「がんばってるだけでえらいよ!」

 

となぐさめられても、気持ちが楽にならないこともあります。

 

努力が報われている人もいる一方で、なんで自分の努力は報われないんだろう…

 

世の中には、報われる努力と報われない努力があります。

その違いを左右するポイントとは、いったいなんなのか?

知りたくありませんか?

 

モテたいガー
モテたいガー
知りたい!

 

今回は、「報われない努力」と「報われる努力」の違いを解説していきます。

この記事に辿り着いたあなたは、努力が報われなかったことに絶望しながらも、心のどこかで「努力に実を結ばせたい」と思っているはず。

 

結論から言うと、努力は報われます。

しかし、それには条件があります。

 

僕の実体験もすこし交えながら、お届けしていきます。

ペンさん
ペンさん
ペンさんです。ツイッターnoteもやってます。

 

【大前提】努力できることは素晴らしい

four person hands wrap around shoulders while looking at sunset

大前提として、努力ができている時点で、十分すばらしい。

なぜなら、努力しようと思ってもできない人もいるから。

 

なにか成果を得たいなら、少なからず努力する必要があります。

努力すれば1%以上の「成功する可能性」が出てきます。

が、努力ナシでは0%です。

 

つまり、「努力ができている」時点で、あなたには成功の可能性があります。

万人が持っている訳ではないチケットを、すでにあなたは手にしています。

これまでの挑戦が失敗に終わっていたとしても、別分野で成功できるかもしれません。

報われない努力の特徴

man in black leather jacket sitting on brick wall holding smartphone

ここからは、「報われない努力の特徴」についてお伝えしていきます。

ご自身にあてはまっていないか、確かめながらお読みください。

 

不向きなことをしている

自分の身体特性、性格、置かれた環境にそぐわないことに取り組んでいると、成功しづらくなります。

他の人は何の抵抗もなくできることが、あなたからすると大きな抵抗を感じることかもしれないからです。

たとえば、身長160センチなのにプロバスケットボール選手を目指して努力していたらどうでしょう?

明らかに不向きな分野では、どれだけ努力してもほぼ100%報われません。

 

努力の方向性のズレに気づいていない

見直しの仕組みをつくらずにひたすら努力を続けると、知らぬ間に間違った方向に努力を続けてしまうことがあります。

結果、本来欲しかった成果を得られなくなる。

なぜなら、成果を得るには全体の努力量が多ければいいというわけではなく、必要な項目ごとに必要な努力量があるから。

たとえば、モテたくてひたすらオシャレをがんばっているのに、彼女ができない場合。

モテるためには最低限のおしゃれさも必要なのですが、コミュ力や積極性も必要です。

いくら見た目がおしゃれでも女性との会話がままならなければ、彼女はできません。

間違った方向の努力は、満足感だけは得られやすいので、注意しなければなりません。

 

些末な枝葉に気を取られている

重大でないことにムダに気を取られてしまうと、本当に取り組まなければいけないことに時間を割けなくなってしまいます。

別の言い方をすると、「効果の薄いところに力を注いでいる状態」。

たとえるなら、試験勉強で、20年に1回しか出題されていない範囲に大量の時間を割いて勉強しているようなものです。

 

1つの方法に固執している

得たい結果が1つでも、それにたどり着くための方法が1つだけとは限りません。

時代が進めば、よりカンタンに同じ結果を得る方法も表れるからです。

たとえば、副業収入で月10万円を得ることが目標だとします。

「副業といえば手軽に始められるのはブログだな」ということでブログを開始。

1年、2年、3年やっても、月10万円に達しない。

副業なら他にYouTubeもあるのに、ひたすらブログに執着したせいで、収入アップのチャンスを逃しているとも考えられます。

人に聞かない

他人に相談すれば速攻で解決することがあります。

しかし、いつまでも自分で抱え込んだばっかりに、同じ課題の前で足踏みを続けてしまう場合があります。

人に頼ることをプライドが邪魔していると、解決が先延ばしになってしまうので注意が必要です。

 

基本をおろそかにする

「基本が大事」というのは、学問であれスポーツであれ、あらゆる分野の指導者が言うこと。

なぜ基本が大事なのかと言うと、過去の人々の試行錯誤のうえに作られた「型」だから。

たとえば、空手の師範の中には、「空手は基本に始まり基本に終わる」と語る人が多くいます。

派生形をマスターするにもまずは基本が身についていることが重要。

もっといえば、基本を突き詰めるだけでも、そこそこの結果は出るものです。

先述した「枝葉に気を取られること」への対策にもなります。

基本を大事にして損はありません。

必要な努力量を正確に測れていない

自分ではがんばったつもりでも、「基準値」に到達していなければ、失敗に終わってしまいます。

100点満点中60点で合格のテストがあったとします。

ここで59点を取ると不合格です。

不合格の人の中では、上位層かもしれません。

しかし、不合格は不合格。

基準値以下なら、0点も59点も同じグループに入れられてしまいます。

ひたすら意志の力に頼る

「とにかく気合でなんとかする!」というやり方だと、失敗に終わる確率が高くなってしまいます。

なぜなら、人間の行動のほとんどは「習慣」だから。

習慣の研究で知られるウェンディ・ウッドという心理学者の研究によると、

 

人間が過ごしている時間の1/3〜1/2は習慣的な行動で占められている」

 

という結果が出ています。

また、人は環境や誘惑に流されやすい生き物。

意志の力だけに頼っても、長続きしません。

 

自分を追い込みすぎ

ストイックに自分を追い込みすぎるのも失敗の原因になることがあります。

なぜなら、自分のキャパをオーバーしてしまい、心身がもたなくなってしまうからです。

たとえば、野球部に入って初日の中学生が、いきなり1日に10時間練習したらどうでしょう?

体のあちこちが筋肉痛になり、しんどすぎて「もうやりたくない…」と練習がイヤになるでしょう。

人間は快楽を求め、不快を避けます。

段階を飛ばしてストイックになると、反動でやる気が起きなくなってしまいます。

 

成果を焦りすぎ

焦って成果を得ようとすると、理想と現実のギャップで苦しむことになります。

なぜなら、努力の成果は遅れてやってくるからです。

たとえば、1日勉強しただけで、資格試験に合格することはできません。

1時間必死で筋トレしても、マッチョにはなれません。

成果はすぐに得られませんが、疲労感は即座に訪れます。

このように、成果というのは、得られるまでに時間がかかるものです。

焦りはムダな苦しみを生み出す原因になり、努力の放棄につながります。

 

一度に複数のことに挑戦する

欲張ってたくさんのことに一度に挑戦しようとすると、たいていは失敗します。

なぜなら、1人の人間に同時にできることは限られているからです。

サッカーボールをリフティングしながらバッティングセンターでボールを打つことはできません。

↑のたとえは極端かもしれません。

 

が、複数の目標に同時に挑むとなると、片方から片方の作業に移るたびに頭の切り替えが必要になり、ムダに消耗します。

「二兎追うものは一兎も得ず」ということわざの通りです。

 

報われる努力の特徴

man in white t-shirt and grey pants standing on top of hill
モテたいガー
モテたいガー
報われない努力の特徴、当てはまりすぎてツラいんだけど。
ペンさん
ペンさん
ここからは報われる努力の特徴を解説していくよ。
モテたいガー
モテたいガー
早く報われたいよ〜。

 

人をうまく頼っている

自分1人で取り組むよりも、周りをうまく頼れると成功しやすくなります。

なぜなら、助言を得られ、フィードバックを受けられるから。

すでに成功した人からのアドバイスを愚直に実行すれば、自分も成功にグンと近づきます。

また、自分では自分に甘くなってしまいがち。

そこを、他人の目線で冷静に評価してもらえれば、自分に足りないところがピンポイントで見つかります。

 

努力が簡単になるような工夫をしている

人は苦しいことが苦手です。

だから、基本的には努力なんてしたくない。

でも、工夫次第で努力しやすい環境をつくることができます。

たとえば、ジムに通いたい場合。

職場と自宅の中間に位置するジムを選べば、仕事の帰りにジムに立ち寄ることがカンタンになります。

他にも、勉強を続けたい場合には、机の上に常にノートとペンとテキストを広げておけばいいのです。

 

努力自体が楽しくなるような工夫をしている

努力は基本的に苦しいものですが、工夫しだいで楽しくできます。

そこで使えるのが、『誘惑の抱き合わせ』。

これは、「努力」と「楽しいこと」とセットにする、というもの。

たとえば、以下のとおり。

 

誘惑の抱き合わせの例

・勉強にお気に入りのペンとノートを使う

・お気に入りのカフェで勉強する

・好きなアニメをiPadで流しながら、ランニングマシンで運動する

 

努力しやすい環境をつくるのがうまい

努力しやすい環境をつくることができれば、何も意識しなくても自然に努力を続けることができます。

なぜなら、人は環境によって行動が左右されるから。

たとえば、目の前にスマホがあれば、つい触ってしまうでしょう。

しかし、スマホが別の部屋にあれば、わざわざ移動してまで触ることはありません。

どうしても何か調べたいことがあるときくらいでしょう。

 

このように、人は環境によって行動が決定づけられます。

これに気づいている人は、自分に都合のいい環境をつくり、「努力を自動化」しています。

 

誘惑される環境には身を置かない

先述したとおり、人は環境によって行動が左右されてしまいます。

なので、そもそも誘惑される環境を避けることが大事です。

もしダイエットがしたいなら、飲食店が立ち並ぶ繁華街にはそもそも行かないようにするといいでしょう。

 

現状と目標のギャップを正確に把握している

ただ単に努力すればいいというわけではなく、「現状と目標のギャップを埋めるため」の努力である必要があります。

それには、ギャップを把握する習慣も身につけておきましょう。

ギャップを認識すれば、自然と埋め合わせのための行動を起こすようになります。

自分に向いていることに取り組んでいる

この記事の序盤で「不向きなことだと失敗しやすい」と書きました。

その逆もしかりで、向いていれば成功しやすい。

しかし、得意なことは、自分自身には当たり前すぎて、認識するのが難しい。

 

そこで、「自分は何が得意なのか」を、ぜひ他の人に尋ねてみてください。

他人は、世間一般的な相場から、あなたが何に秀でているのかを教えてくれます。

 

目標から逆算して計画を立てている

目標から逆算して計画を立てれば、間違った努力に進んでしまうことを防げます。

途中で「時間が足りない!」と焦ることもなくなります。

 

最初は基本に忠実

「型」や「基本」は素直に守るべき。

基本はつまらないものではなく、先人の知恵と試行錯誤の結晶です。

ありがたく使わせてもらいましょう。

 

うまくいかないところはしっかり分析する

成果を得るためには苦手なことも克服する必要がある場合があります。

そんな場合、得意で楽な努力に逃げず、しっかり苦手と向き合いましょう。

苦しい時間かもしれませんが、成功に直結する貴重な時間です。

 

「量」をとにかくこなしている

「質」と「量」のどちらを意識すべきか、という問題があります。

結論から言うと、量をこなすべき。

なぜなら、量をこなすと質もついてくるからです。

以下は、僕の大好きな本の一節を引用したものです。

 

授業の初日、フロリダ大学のジュリー・ユルズマン教授は、写真のクラスの学生をふたつのグループに分けた。

教室の左側の学生は全員「量」のグループだと彼は説明した。このグループの学生は作った作品の量だけで採点される。授業の最終日に、各学生が提出した写真の枚数を総計する。100枚なら評価はA、90枚ならB、80枚ならC、という具合だ。

一方、教室の右側の学生はみな「質」のグループになる。彼らは作品の出来栄えだけで採点される。学期中に制作する作品は一枚だけでもいいが、Aをとるにはほぼ完ぺきな作品でなければならない。

学期が終わると、教授が驚いたことに、素晴らしい写真はすべて「量」グループの作品だった。

学期中、このグループの学生たちは、写真を撮ったり、合成や光の工夫をしてみたり、暗室で様々な手法を試したり、失敗から学んだりと、とても忙しかった。何百枚もの写真を作成する中で技術を磨いていった。

その間、質グループはただすわって、完ぺきさについて考えていた。そして結局、努力を示せるものはほとんどなく、信憑性のない理論と平凡な写真ができただけだった。

『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』より

 

成功への障害も想定している

成功に至るまでの障害を想定できれば、トラブルにも動じることなく対処できます。

たとえば、勉強もしっかりやって臨む資格試験の前日。

模試の判定も良かったなら、特に何も心配することがないかもしれません。

しかし、ここで「もし試験に落ちるとしたら、どんな原因があるか?」を考えてみる。

もし試験に落ちるとしたら…

・試験当日、下痢になって集中できない

・会場が寒くて集中できない

・試験会場に向かう電車が遅れる

 

上記のような学力以外の原因も想定できるわけです。

そこで、前日に以下のような対策を取ることができます。

 

対策

・試験当日、下痢になって集中できない
→整腸剤を飲んでおく

・会場が寒くて集中できない
→上着をカバンに入れておく

・試験会場に向かう電車が遅れる
→1本早い電車に乗る

これで、より成功を確実にすることができます。

 

成長曲線を理解している

努力の成果は、徐々に現れてくるものではありません。

最初は何の変化もなく、あるとき急に現れます。

『成長曲線』をご存知ですか?

以下の動画が参考になります。

 

成長曲線を知っていれば、成果が出ない期間を耐えられます。

【体験談】ところ変われば、努力はあっさり報われる

man wearing red long-sleeved shirt standing beside wall

ここで、僕自身の話を少しだけ。

学生時代は無気力で、特に何も挑戦してきませんでした。

全てにおいて、「ラクにやり過ごせればいい」というスタンスでした。

 

しかし、就職を控え、「オレ、このままだと人としてヤバくね?」と焦り出しました。

努力してこなかった結果、誇れるものが何も身についていなかったのです。

大学4回生の時の筆者

・彼女いない歴=年齢

・童貞

・部活でレギュラーだった経験ナシ

・Fラン文系大学生

・大学でも常に図書館に引きこもるド陰キャ

・男との会話もままならない重度のコミュ障

・実家暮らし

・AKB48系列のアイドル好き
(握手会にも通うオタク)

 

大学4回生にして、「なにかに本気で取り組みたい」と思うようになりました。

まずは卒論に打ち込みました。

必死にやったので、ゼミの教授からは高評価をもらうことができました。

書いた卒論は、学術雑誌にも掲載されました。

 

しかし、卒論発表のゼミの代表には選ばれませんでした。

理由は、「しゃべるのがヘタだから、発表はうまくいかないだろう」と判断されたから。

 

そして、社会人になりました。

ズタボロでした。

事務の仕事に就いたのですが、とにかくコミュニケーションがうまくいかない。

毎日上司から怒られまくり、病んで精神科で薬をもらっていました。

 

その薬に眠くなる成分が含まれており、日中の会議で寝て、また怒られるという。

 

僕は、「ここから抜け出したい」と考えるようになりました。

努力で何かを克服したという経験がなく、しんどいことがあったら逃げてきたからです。

 

僕は小説教室に通い始めました。

「小説を書いて売れれば、ここをやめれるだろう」と思ったのです。

およそ1年かけて原稿用紙330枚分の小説を書き上げ、新人賞に応募しました。

結果は一時落選。

 

小説を諦めた僕は、演劇を始めました。

「役者として売れれば、ここをやめれるだろう」と思ったのです。

 

モテたいガー
モテたいガー
…さっきから思ってたんだけど
ペンさん
ペンさん
ん?
モテたいガー
モテたいガー
やたら難易度高いことに挑戦しすぎじゃない?
ペンさん
ペンさん
今思い返すと、ほんとにそうだね。
今まで地道な努力をしてなかったのに、いきなりデカイことに挑むってのも、うまく行かない人の特徴かもしれないね。

 

劇団に入り、社会人をしながら2年活動しましたが、役者として食っていくのはムリと判断。

職場からの脱出計画は、なかなかうまくいきません。

 

その後、僕は情報発信を始めました。

今やっているブログのことですね。

しかし、最初は恋愛ではなく別のことを書いていました。

 

当初のブログは、100記事書いても1日5人にしか読まれない超不人気ブログでした。

次に、ジャンルを変え、恋愛ブログを始めると、そこそこ読まれるようになり、今に至るという感じです。

 

恋愛ブログのネタとして始めた筋トレも、今ではベンチプレスで95キロ、スクワット110キロ、デッドリフト120キロが上がるようになりました。

ずっと童貞でしたが、恋愛を勉強して、お持ち帰りや彼女をつくったりできるようになりました。

今ではコンサルを通して人に教える側になっています。

 

ブログ運営を通してネットやPCに強くなり、今では職場のIT担当として周囲から頼られています。

職場のトイレの個室で、「自分は役立たずだ」と泣くこともなくなりました。

 

「職場から抜け出す」という理由からいろんなことに挑戦してきました。

その結果、自分の向き不向きが見えてきました。

 

筆者の向き不向き

【向いていないこと】

・大勢の人の中で働くこと

・アドリブでしゃべること

・長い文章を長期間かけて書くこと

・アナログ作業(荷物の梱包等)

【向いていること】

・1日で書き切れる分量の文章を毎日書くこと

・2日に1回筋トレすること

・1対1でしゃべること、相談に乗ること

・デジタル作業(PCを使った作業等)

・落ち着いた環境で1人で働くこと

 

そこから得た教訓は、以下のとおりです。

 

向いていることはたやすく結果が出るが、
向いていないことはどれだけがんばっても疲れるだけ

 

挑戦の数を増やせば、向き不向きが見えてきます。

向いていることにしっかり取り組めば、次第に結果はついてきます。

まとめ

 

個人的には、以下の3つが特に大事だと考えています。

 

筆者的重要3ポイント

★努力しやすくなる環境づくりに取り組む

★先人や周囲を頼る

★うまくいったこと、いかなかったことを分析する

 

ペンさん
ペンさん
この記事があなたの参考になればうれしいです。
あなたの努力を全力で応援しています。
モテたいガー
モテたいガー
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