不幸になりたい。 愛されたい。
わがままですが常に不幸になりたいと考えてきた。
そうじゃないと誰も振り向いてはくれない。 誰も見てくれない。
そう思ってしまう。
寂しい…
この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
「不幸な現状を脱したい」という反面、なぜか「不幸であることを求めている」、という状況に陥ったことはありませんか?
僕自身、自分の見た目や持病について、文句を垂れながらも、なぜか変わるための努力ができない時期がありました。
たとえば、
肌荒れしやすいとわかっているのに、パイの実ファミリーパックを一気に平らげて、翌日顔がニキビで真っ赤になったり。
なぜこんなことをしていたのか?
思い返せば、いろんなことへの言い訳をつくっていたからだと思います。
・肌荒れしているから、愛想よくできない
・顔がかゆいから、仕事や勉強に集中できない
…
わかりやすい症状があると、周囲の人が気を遣ってくれるんですよね。
◆
◆
◆
…あなたもこんな風に、
自ら確信犯的に「悪い方向」に進んでしまっていることはありませんか?
自ら不幸に突っ込み、ネタを見つけて不幸自慢をしてはいませんか?
結論、
不幸自慢は今日からやめて、改善できることは改善し、
それでもできないことは、ポジティブなユーモアとして表現していきましょう。
不幸自慢をやめるべき理由は、
①「モテないから」
②「永遠に幸せになれないから」
の2点です。
✔️人と話すときは不幸自慢ばかりしている
✔️なかなか彼女ができない
✔️なぜか不幸になる選択肢を選んでしまう
もしあなたが上記3点のどれかに当てはまれば、この記事は読む価値アリです。
不幸自慢をするのは、「弱さを見せて親を支配する子ども」と同じ。
手遅れになる前に、
・不幸自慢からの脱却
・ピンチをチャンスに捉え直すユーモアの獲得
を果たしましょう。
本当は誰かに読まれるのもイヤですが、黒歴史として僕の「不幸自慢していた頃のエピソード」もさらしています。
記事後半に載せてますので、ぜひ反面教師にしてやってください。
不幸自慢をやめるべき2つの理由とは?

まず、「不幸自慢をやめるべき2つの理由」について見ていきましょう。
①モテない
②永遠に幸せになれない
1つずつ見ていきましょう。
①モテない
1つ目は、モテない、ということです。
なぜかというと、以下の通り。
・一緒に居たくないと思われる
・受け身
「自分がいかに不幸であるか」ばかり話す男性と一緒にいたいと思う女性はいません。
なぜなら、
という心理になるからです。
「不幸が伝染しそう」、という感じですね。
女性はあなたの親ではありません。
「不幸だ不幸だ」と嘆いていても、「じゃあがんばってください」と言って去っていくだけです。
あまり受け入れたくないことかもしれませんが、不幸自慢をする男は、大人になりきれていません。
不幸であることや弱さをアピールするのは、子どもが周囲の大人の気を引くためにやることです。
また、不幸アピールで「周りに哀れんでもらうこと」が当たり前になると、自分から行動を取らなくなってしまいます。
そうすると、どんどん受け身な男になっていきます。
ほとんど女性は恋愛において受け身ですから、男が受け身だと、そもそも恋愛が発生しません。
モテないどころか、恋愛の土俵にも立てなくなってしまいます。
②永遠に幸せになれない
不幸に注目するクセがつくと、同時に他人の悪いところを見るクセもついてしまいます。
人を褒めることができなくなり、プライドがどんどん高くなってしまいます。
また、不幸自慢をすることで、周囲はあなたのことを「不幸な人」と認識するようになります。
不幸な人という認識を受けた人は、「不幸な人としての振る舞い」を強化していきます。
この現象が起きる理由は、ピグマリオン効果が働くためです。
ピグマリオン効果とは、無意識に他人からの期待に応えようとする心理効果のことです。
つまり、不幸キャラを演じるようになるんですね。
そうなると、ヤバい。
どんどん不幸な道を進んでいってしまいます。
筆者(ペンさん)の残念エピソード
僕自身、かつては自分の不幸自慢ばかりしていました。
よく言っていたのが、
「俺は三重苦だ」
という言葉。
「三重苦」がなにで構成されているかとうと、
①肌荒れ
②巻き爪
③目が一重
上記3つです。
(「声が小さい」「コミュ障で意思疎通が取れない」も含めると五重苦になります。)
「俺は不幸なんだから、補助金をよこせ!」
とか親の前で言ってましたね。
当然補助金なんか支給されません。
悪いところに目を向けるなんて、誰でもできます。
そもそも、人間はネガティブなものに目が行くようにできていますからね。
でも、その性質に身を預けていると、いつまで経っても現状は変わりません。
むしろ、「がんばらない言い訳」ばかり上手くなっていきます。
現状を変えるには、自分が動くしかありません。
「不幸」を「ポジティブに捉え直すユーモア」へと変えていく
では、どうすればいいのか?
やるべきことは2つあります。
1つは、「現状を改善するための努力」をすること。
まあ、当然ですよね。
たとえば、体が貧相なのであれば筋トレすればいですし、肌荒れが気になるなら美容に関する勉強をしたり、皮膚科に相談しにいけばいい。
とはいえ、人には「どうしても改善できないこと」があります。
たとえば、身長なんかは、努力しても伸ばすことができません。
それを踏まえ、2つ目は、「不幸をポジティブに捉え直すこと」です。
たとえば、ソフトバンクの孫正義社長は、次のようなツイートをして話題になりました。
髪の毛が後退しているのではない。
私が前進しているのである。
RT @kingfisher0423: 髪の毛の後退度がハゲしい。— 孫正義 (@masason) January 8, 2013
「髪が後退しているのではない。私が前進しているのだ」
「ハゲている」事実に対してクヨクヨした態度を取るのではなく、非常に前向きに「事実を捉え直して」います。
つまり、どうしても変えられないポイントは、目線を変えたり、前向きな強い態度を貫けばいい。
そうすると、むしろ「弱点がない人」よりも、強い心を持った人間に見えます。
こういった「マイナスな状況を笑いに変える力」を持っていると、モテます。
これは、「自虐ネタ」とはすこし違います。
先ほどの「髪が後退しているのではない。私が前進しているのだ」という言葉は、決して自分のことを下げていませんよね。
あとは、現代ホストの帝王と呼ばれたローランドさんの名言も参考になります。
「寝てません。まぶたの裏見てただけです」
(一大イベントの会議中に眠ってしまったことを注意されての一言)
「こいつら全員、俺が雇ったエキストラなんだ! 君ともっと長くいたいからね」
(女性とデート中に渋滞に巻き込まれ、車内で放った言葉)
「そうですか?産院で処女を探すぐらい難しいと思いますがね。せいぜい頑張ってください」
(前所属店舗のオーナーにクビを宣告され、「お前よりいいホストは歌舞伎町にたくさんいる」と言われて)
「あるよ。『使いこなせない』の間違いでは? と思って気にしなかったけれどね」
(「ローランドさんも、使えない後輩と言われた経験はありますか?」と新入社員に聞かれて)
これらすべてがとっさに出てきたセリフだとすれば、めっちゃ機転が効いてますよね。
上記のローランドさんの名言に共通しているポイントは、「強い自信」です。
実際に自信がなくても、言葉だけでも強くしてみてください。
そうすると、「自信がある人」と見られて、おのずと自信が湧いてきます。
これもピグマリオン効果ですね。
辛い状況やキツい言葉に「シュン」とうなだれるのではなく、自信の宿った含蓄(がんちく)のあるワードで言い返してやりましょう。
これは、デート中の女性との会話でも使えます。
たとえば以下のとおり。
こんな感じですね。
(これは今付き合ってる彼女とのデート中に実際にやった会話のやりとりです。)
「新人の頃は自分も仕事が遅かった」と共感しつつ、「今は誰よりも仕事が早い」という強い自信をアピールする。
共感で終わるよりも、よっぽど「男」をアピールできます。
おわりに
だれであれ、大なり小なり悩みや不幸は抱えています。
問題は、それをどう捉えるか。
僕はコミュニケーションが苦手なことに悩んでいました。
しかし、
「誰よりも黙々と自分のレベルアップに勤しめる」
とコミュ障な自分をポジティブに捉え直したことで、ライティングやプログラミングのスキルを身につけ、女性と1対1でも自然体で話せるようになりました。
元の見た目がよくなかったからこそ、「あの頃に戻りたくない!」と、日々の筋トレとスキンケアを習慣化できています。
ただ落ち込むより、ネタにしてやりましょう。
ただ恵まれた強い人よりも、恵まれていない状況で強い態度を取れる人の方が、全体的に強く見えますよ。
そう考えると、マイナス面も逆に「天からの恵み」のようなものかもしれませんね。
うるさい!
マイナスはマイナスだ!
と思われたかもしれません。
気持ちはわかります。
ですが、
とポジティブに言えちゃう人と
と嘆く人を比べると、どちらが魅力的に見えるでしょうか?
どうせなら、あなたが得するスタンスを選びましょ。