こんにちは。
恋愛ブロガーのペンさんです。
僕たちは、なぜ緊張したくないところで緊張するのでしょうか?
異性と自然に話したいのに、なぜか緊張してしまう。
人前で堂々と振る舞いたいのに、なぜか萎縮して声が震えてしまう。
緊張って、ほんとやっかいですよね。
結論から言うと、「緊張は脳の誤作動」。
人間の脳は、僕たちが狩猟民族であった時代から変わっていません。
そのころには必須機能だったのですが、現代では僕たちのジャマをしてしまうこともしばしば。
この記事では、
・僕たちが緊張してしまう理由
・その対処法
について解説していきます。
最後まで読むことで、「緊張」の捉え方が一変することでしょう。
昔は「周囲からの追放=死」だった
緊張はなぜ起こるのか?
理由は、以下のとおり。
周囲からの評価が死に直結することがあったから
太古の時代、僕らは集落をつくって暮らしていました。
今のように食料を自由にスーパーで買えたわけではなく、みんなが集めた食料を分け合っていました。
猛獣のように牙や鋭いを持たず、身体的に弱い種であったヒトは、「協力する」ことによって生き延び、生態系の頂点まで上り詰めました。
要は、「コミュニティが大事」だったわけです。
食料は、集落単位で調達され、分け与えられる。
もしここで勝手な行動を取って集団からはじき出されたら、どうなると思いますか?
なにも食べられず、飢え死にしてしまいますよね。
この「集団からはじき出されて飢え死に」を防ぐために、緊張という機能ができました。
「下手な発言をして周囲から反感を買ったら死ぬぞ?
だから、ぜったい周りからの評価を下げる可能性があることは言うなよ? いいな?」
と脳が僕たちにプレッシャーをかけるようになったわけです。
ここでいう緊張とは、「評価がくだされる行動に対する緊張」です。
昔は、「魔女狩り」なんてのもありました。
集団の中の異分子は、殺され、排除される。
「死ぬ」という生物にとって最大の脅威を避けるためですから、「評価に対する緊張」が人間にとって必須だったのも頷けます。
時代遅れなのに取り外せない機能
しかし、現代ではどうでしょうか?
昔と大きく変わったのは、「多様性が認められたこと」です。
同性愛者でも迫害されない。
オネエタレントはTVで司会を任されるほど大活躍している。
変わった個性を真正面から受け入れて前向きに生きる人は、尊敬の眼差しを向けられる。
乙武さんなんか、炎上してもまたメディアに復帰する。
評判が大切な仕事であるタレントでさえ、たとえ悪い評価が下りても死ぬことはなく、反省し、開き直って這い上がる姿勢にむしろ好感を抱く人もいる。
個性は前向きに受け入れられ、悪い評価が与えられても、なんどでもやり直せる。
その個性が受け入れられる環境を、自分で選ぶこともできる。
「評価に対する緊張」は、現代では時代遅れな機能なのです。
では、なぜこんな時代遅れな機能が、まだ脳にくっついているのか?
理由は、脳が進化するには、長い時間がかかるからです。
この「いらない緊張」が取り払われるまでに、少なくとも僕たちの寿命が終わるまでには間に合わないでしょう。
では、どうすればいいのでしょうか?
緊張したら、○○と考える
「(if)緊張したら、(then)誤作動だと考える」
というif-thenプランニングを設定しましょう。
if-thenプランニングは、心理学的に最強と言われる「習慣定着」テクニック。
詳しくは↓の記事で解説しています。

現代では、緊張を乗り越えて意見を発言したり、行動を起こすことには、大きな価値があります。
男性なら、「勇敢」「男らしい」と、女性から好印象を持たれるでしょう。
モテにもつながる要素です。
そして、もし仮に失敗したとしても、それが死につながることはありません。
むしろ、自分に正直にならず、心を殺したまま生きる方がリスクです。
もし脳が「iPhone」のように年々アップデートされるなら、
「行動することで成功確率が上がるし、失敗しても死なないどころか学びになるから、『評価に対する緊張』は廃止しよう」
と、
「iPhoneのホームボタンが廃止される」
みたいなノリで取り外されるはず。
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ですが、残念ながら『評価に対する緊張』の取り外しは、僕たちが死ぬまで行われません。
デートで女性と自然に心の内をさらして会話するとか、困っている人に声をかけるとか、「明らかにやったほうがいいこと」に対しても緊張が起きることがあります。
そんなときは、映りの悪いTVを叩くように、「まーた脳が誤作動起こしてるわ」と体の一部を軽く2回叩きましょう。
そして、「やろう」と思ったことを、ぜひ行動に移してください。
まとめ
どうすれば緊張を取り外せるのか。
★ムダに緊張するのは、昔の「評価が悪い=集団から追放されて死ぬ」に対する防衛機能。
★しかし、現代では評価を恐れず勇敢に行動する方が評価され、楽しく生きられる。
★もし緊張したら、「脳が誤作動を起こしている」と割り切ること。
「緊張」は、「心配性な友人」みたいなものです。
そんな風に不安が顔を出したら、
「そんなにネガティブになるなよ。ぜったい大丈夫だから。」
と、あなた自身が励ましてあげましょう。
「緊張」と自分を切り離して考えるのです。
あなたの身体に居候してる、「もう一人のボク」とか、「ど根性ガエルに出てくるカエル」みたいな感じですね。
住んでいる身体は一緒だから、緊張のバクバクで、あなたも揺れに巻き込まれるかもしれません。
ですが、それを切り離し、「居候の貧乏揺すりで食卓が揺れてらぁ」くらいに考えるのがちょうどいいです。
…と、この記事は、緊張しがちな自分に言い聞かす意味でも書きました。
あなたも、僕と一緒に、うまく緊張と付き合っていきましょう。
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