どうやって乗り越えればいいの?
この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
最近のアイドルって本当に可愛い女性が多いですよね。
かくいう僕も、以前は乃木坂46と欅坂46とNMB48にハマっていました。
テレビ番組を見るのはもちろん、CDを買って握手会に行ったり、『推しとトランプができる』というクローズドなイベントに参加したこともあるほど。
グッズやイベントの参加費など、いくらお金と時間を使ったかわかりません。
その結果、推しに本気で恋心が芽生えてしまいました。
仕事をしている時間も、その子のことを考えてしまうような状態です。
ですが、全くアイドルオタクでなくなった今、過去の自分を振り返って思うことがあります。
本当に無駄なことをしていた、と。
そう思う気持ちもわかります。
僕も周りに「何アイドルなんかにハマってんの?キモいよ?」と言われても、聞く耳を持ちませんでした。
ただ、後から振り返ると、やはりアイドルにハマっていた時期は『黒歴史』としか思えないのです。
というわけでこの記事では、アイドルにガチ恋してしまうデメリット、そこから抜け出す方法を、僕の体験談を交えて解説していきます。
現時点で、もしあなたが『アイドルの沼』にハマっていても、この記事を通して人生を軌道修正させてみせます。
僕自身、「アイドルファンをやめて、本当によかった」と心から思っています。
この記事の内容の一部は、↓の動画でもご覧になれます。
音声だけでもお楽しみいただけるように作りました。
アイドルに恋してしまう理由

アイドルに恋してしまうのは、「そのアイドルが可愛いから」ではありません。
なぜアイドルより可愛い女優さんやモデルさんがいるのに、アイドルにハマってしまうのか不思議に思いませんか?
アイドルに恋してしまう理由は、その子がアイドルだからです。
どういうことかというと、アイドルグループにはファンがアイドルを好きになってしまう仕掛けが張り巡らされているんです。
恋愛シミュレーション動画

例えば、恋愛シミュレーション動画。
これは、自分が主観的にその女の子とデートしているような感覚になる動画です。
よくアイドルの番組でそういうコーナーがあります。
また、CDについている特典DVDにもそういった動画がついています。
他者の恋愛を客観的に見るのではなく、主観的に恋愛に入り込むような錯覚を視聴者に与え、ガチ恋ファンを生みます。
女優さんにガチ恋ファンが生まれにくいのは、ドラマや映画で他の俳優と恋愛模様を繰り広げている様を視聴者に見せてしまっているから。
視聴者に直接甘い言葉を投げかけるようなことは、あまりしません。
握手会

世間から見ると不思議でしょう。
なぜわざわざ5秒の握手のためにCDを購入するのか。
実際に握手会に足を運び、また心理学を勉強した立場からすると、その仕掛けがわかります。
まず、そのアイドルに興味を持ったファンは、通常のCDショップでCDを購入します。
そこには、CDに加え、DVD・ランダム生写真・『ミニライブ参加券&握手券』がついてきます。
一般的なアーティストのCDと比べると、かなり充実した内容です。
「1枚1600円程度でこんなについてくるのか!」と至れり尽くせりに感じます。
1枚買うだけなら、アイドルのCDはかなりコスパがいいのです。
CDに加えてDVDを鑑賞し、せっかくだからとミニライブ&握手会に足を運びます。
ミニライブのあと、お気に入りのアイドルの列に並び、握手をします。
握手の時間は短いです。
だから、もう一度並びたくなってしまう。
その結果、同じCDをもう一枚買ってしまう…。
たくさん特典をつけることで割安に感じさせ、1枚目のCDを買うまでのハードルを下げる。
そして、イベントに足を運ぶというコミットメントをさせる。
握手の時間を短時間にすることで、「足りない!」という渇望感を与える。
いやー、うまいことできてます!笑
有料メール

有料メールは、推しのアイドルから直接メールが届くサービス。
正直、書いてある内容は無料ブログと大して変わりません。
ですが、オープンにしていないメッセージが直接メールで届くことで、「自分と推しの2人だけの空間」に浸ることができます。
メッセージの書き方が彼女っぽいので、ガチ恋させるには強い威力を発揮させます。
アイドルに恋して失うものリスト
僕がアイドルに恋して失ったものは、大きく分けて以下の3つです。
①時間
②お金
③自尊心
人生における時間の大半をアイドルに持って行かれます。
在宅で楽しむだけならいいですが、ライブや握手会に足を運ぶとなると移動時間もかかります。
そして、お金を失います。
CD代・グッズ代・交通費などなどですね。
あとは、あまり触れられないところですが自尊心も失います。
アイドルのことは好きだけど、「アイドルが好きな自分は嫌い」っていう状態ですね。
振り切って周りに「アイドルが好き」と公言できる人ならいいですが、僕は恥ずかしくて言えませんでした。
常に人の目を気にしていました。
アイドルにハマればハマるほど、自分が嫌いになるという悪循環に陥っていました。
アイドルに恋してた自分は正気じゃなかった
今、稼いだお金はほとんど自己投資に回しますし、無駄な時間は過ごさないように気をつけています。
そんな今、過去の自分のお金と時間の使い方を振り返ってみると、「やっぱり正気じゃなかったな」って思います。
第三者の立場から客観的に見ると、そのヤバさに気づきます。
そのお金と時間があれば、もっと人間としてレベルアップできていたのに!!
アイドルへの恋は報われない

アイドルに恋しても、その恋が報われる可能性はほぼゼロ。
にもかかわらず、多くのアイドルファンは、ブログへのコメントや握手会への参加でポイント稼ぎに勤しんでいます。
逆の立場になってください。
あなたが男性アイドルだとして、ファンと付き合いたいと思いますか?
絶対思わないですよね。笑
僕だったら芸能界のアイドルやモデルさん、女優さんと恋愛したい。
アイドルへの恋心が危険な方向へ向かう

アイドルイベントの現場に何度も足を運んでいて思うのは、
「こんなヤバイ人たち、どこに隠れていたんだ?」
ってくらい気持ち悪いファンがいっぱいいることですね。
外にいると通報されるレベルの汚い身なりをした男性がたっっくさんいます。
あと、僕の学生時代の友達も数人、アイドルにハマっていました。
彼らも、もれなくアイドルにハマってから気持ち悪くなっていきました。
一緒にNMB48のライブに行っていた友達は、いつからか天井を含めた部屋の壁全面にポスターを貼り、NMB48のことしか話さなくなりました。
推しのアイドルの口癖が移り、「これ俺と話してるからまだ通じるけど、他の人と話しているとただのヤバイやつだぞ?」という話し方になっていきました。
中学の頃の同級生は、厄介オタになり、握手会を出禁になりました。
遠征費をケチるために、新幹線をキセル乗車していました。
(※犯罪です。)
僕が知る上で、アイドルにハマった男たちはみんなダメになってしまいました。
アイドルに恋している状態を抜け出せない理由
僕が「自分はおかしい」と思いながらもアイドル好きを抜け出せなかったのは、以下の理由からです。
・アイドルグッズに囲まれていた
・友達が少なかった
・自分のやりたいことに挑戦していなかった
ポスターやDVDやCDに囲まれた部屋で暮らしていると、仮に飽き飽きしていても、まだアイドルが好きだという錯覚に陥ります。
また、僕は内向型で友達が少なかった。
唯一の友達がアイドルオタクだったので、アイドルオタクをやめる=友達がいなくなるということでした。
友人を失って孤独になるのが怖かったのも、アイドルオタクをズルズルと続けてしまった原因の1つです。
あとは、自分のやりたいことに挑戦していなかったというのも原因の1つ。
僕にも夢がありましたが、それに挑戦せず無難な生活に収まっていました。
だから、いい暇つぶしになるアイドルにハマってしまったのです。
アイドルへの恋心は本物か確かめる方法
あなたがアイドルが本当に好きなのかを確かめる方法があります。
それは、アイドルグッズを全て捨ててみること。
メルカリに出品してもいいです。
僕は乃木坂46のグッズを大量に出品して手放しました。
全てグッズを捨ててまっさらな状態になっても、そのアイドルが好きなら気持ちは本物。
そこでせいせいしたなら、ただの中毒状態だったということです。
僕は心からせいせいしました。
「やっと解放された」とすら思いましたね。
アイドルに恋しているのは、運営が仕組んでいるから
アイドルがグループを卒業してソロデビューすると、人気が落ちます。
不思議ですね。
その子自体は何も変わっていないのに。
つまりは、アイドルグループには、たくさんのファンを夢中にしている仕掛けがされているということ。
アイドル同士を競わせたり、時にはファン同士を競わせたり…。
握手券やグッズをもっと欲しいと思わせたり。
運営は、いかにファンを中毒状態にするか、ということしか考えていません。
なので、アイドルへの好意は純粋な恋心ではないのです。
マーケティングや心理テクを駆使した運営の策略にハマっている状態です。
アイドルに恋している状態を脱出する方法
アイドルに恋する状態を脱出する方法は以下の通り。
・アイドルと自分の年収を比較する
・アイドルグッズを全て手放してみる
・自分のやりたいことに挑戦する
僕は、自分と同い年のアイドルが一体いくら稼いでいるのかを考えると、追っかけをするのがバカらしくなりました。笑
考えようによっちゃあ、同じクラスの可愛い女の子にお金を払っているのと同じことです。
冷静に考えると、ありえない。
あとは、一度全てグッズを売るなり捨てるなりして手放してみる。
グッズを持っている状態がよりアイドルへの帰属意識を増幅させていますので。
あとは、自分のやりたいことをやること。
僕は昔からやってみたかった、小説・役者・歌手・芸人に挑戦しました。
全て会社員と並行していたので大変だったし、1つも成功しませんでした。
でも、アイドルの追っかけをしていた1万倍は充実していました。
アイドルの成長を応援するより、自分を成長させていくほうが比べ物にならないほど楽しかった。
自己成長の楽しみにハマると、アイドルなんかに1円たりとも落とす気になれません。笑
アイドルのガチ恋ファンとしてお金を使うくらいなら自己投資して対等な立場に立とう
僕が乃木坂46にハマりはじめた頃に時間を巻き戻せるなら、下記の行動をとります。
ライザップ、ファッションレンタル、マッチングアプリ、恋愛本に50万円投資して、乃木坂46レベルの美女を落とす
ちょうどアイドルにつぎ込んだお金が50万くらいなので、この額です。
ここだけの話、僕の職場の後輩は、地下アイドルやモデルと肉体関係を持っています。
もちろん、アイドルオタクではない。
その後輩くんがイケメンだから、というのもあります。
ですが、いい男はお金も払わず握手以上のことをしているわけです。
だったらアイドル好きが本当にやるべきは、ズバリ男を上げることです。
今なら男を上げる最短ルート、出会いを増やす最短ルートがわかります。
タイムマシンに乗って時間を巻き戻せるなら、自力でアイドルと付き合うために自分を磨き上げます。
アイドルに恋するのをやめたら、推しと同じ名前の彼女ができた

アイドルオタクをきっぱりやめてから、自分磨きに時間とお金を費やしてきました。
そして、奇跡が起こりました。
なんと、以前乃木坂46で推していたアイドルと同じ名前の女の子と付き合えたんです!笑
それも向こうから告白されて。
別にアイドルと付き合えたわけじゃないですが、なんか胸にくるものがありました。
やはり、お金を払って5秒間握手するのと、自分の力で好きな女の子をモノにするのとでは感動が違います。
なんといっても、「よくやった!」と自分で自分を褒めたくなります。
アイドルオタクで失った自尊心を、恋愛の努力で取り戻すことができたんです。
まとめ
「アイドルに恋してしまって辛い」
今そんな悩みを持っているあなた。
自分のやりたいことに挑戦し、それに集中してください。
そうすれば、アイドル級の美女とリアルな恋愛ができるかもしれませんよ。
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