読んで役に立つの?
この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
人気YouTuber、仮メンタリストえるさんが書かれた、『イケメンはモテない』。
書店やアマゾンで表紙を見て、あなたも気になっていたのでは?
この本に何が書かれているのか、早速一言でまとめます。
心理学に基づいた、「コミュニケーションに特化した」恋愛本
非モテに夢見せてんじゃねーよ!
と僕も思ってました。
タイトルは確かに、「嘘だろ!」と思ってしまいますが、内容的には良書です。
ストーリーをベースに、コミュニケーション上の恋愛テクニックが心理学をベースにわかりやすい口調で解説されています。
なんで『イケメンはモテない』というタイトルがつけられたのか?
僕的には、仮メンタリストえるさんはイケメンで、にも関わらずモテなかった過去があるからだと推測します。
仮メンタリストえるさんと会ったことがある人のnoteを読んだのですが、そこには「みなさんが思っている以上に、えるさんはイケメンです」と書かれていました。
本書の中にも、「大学2年生の時には、Webメディア制作で月1500万円稼いだ。でも、金持ちになったからといってモテるわけではなかった」との記載がありました。
この経緯を考慮すると、「イケメンはモテない」というタイトルも割と納得がいきます。
前置きが長くなってしまいました。
この記事では、『イケメンはモテない』から、僕が「これは初めて知った!しかも使えそう!」という内容について紹介していきます。
テーブルの上にスマホがあるだけで、会話に集中できなくなる
人は、コミュニケーションを連想されるモノに注意を引かれてしまいます。
なので、スマホが視界に入るだけで、注意がそちらに逸れてしまいます。
メンタリストDaiGoさんはYouTubeの動画で、「相手から嫌われる方法」として、「相手の目の前でスマホを触る」という方法を紹介していました。
女の子との食事中、「スマホを見ないようにしよう!」と気をつけている人は多いでしょう。
ですが、やるなら「スマホは目に見えないところにしまう」というところまで徹底するべきと言えますね。
お互いのことをあまり知らない状態で甘いものを食べると、好感度が高まる
女の子とのデートで、甘いものを食べると、自分への好感度を上げることができます。
ここまでは、別の本で読んだことがあるので、知っている内容でした。
ですが、この効果を得られるには条件があるそうなんです。
それは 「まだお互いについてよく知らない状態である事」です。
お互いのことをそこそこ知っている状態になると、甘いものを一緒に食べることによって得られる効果は減少してしまうので注意しましょう。
相手の名前を呼ぶ回数を最大化する方法
人間にとって一番響きが良く感じる言葉とは、「自分の名前」です。
なので、好きな人との親密度を高めるには、「相手の名前を呼ぶ回数」を増やすことが有効です。
「相手の名前を呼ぶ回数を最大化する方法」として本書で紹介されていたのが、女の子を「名前+役職」という形で呼ぶことです。
たとえば、料理が得意なマドカちゃんを、「マドカシェフ」と呼ぶ等です。
役職の付け方のポイントは、「相手の得意なことを職業化すること」です。
その中でももっとも汎用性が高いのが、「先生」です。
「何かを教えてくれる人=先生」となるので、会話の中でアドバイスを求める事ができれば大体の場合で「〜先生」と呼ぶ事ができます。
誘いを断られたら、理由を褒める
相手をデートに誘って、なにか理由をつけて断られるのはよくあることです。
そこで、「相手が断った理由について褒める」ことで、そのあとのお願いにYESを引き出しやすくなります。
相手は、誘いを断った事に対する罪悪感を感じています。
そこにさらに「褒め」を加えられてしまえば、その後のお願いにはYESと答える確率が非常に高くなります。
「1日空いてるよ!」に隠されたメッセージとは?
女の子に日程の空き状況を確認する際、
と返ってくる場合があります。
この「一日」というメッセージに注目しましょう。
実は女の子が深層心理で、「あなたとは1日中一緒にいてもいい」と思っていることから、本人も気づかずこのようなメッセージを送っているらしいです。
関係が浅い段階でのエンタメに関する話題は避ける
初デートの時など、まだ関係が浅い段階で避けるべきNGな話題があります。
それは、エンタメ作品に関する話題。
具体的には、映画や音楽や本の事です。
エンタメ作品は世にある種類が膨大すぎて、その中からお互いに好みが一致するものが見つかるのは、極めて稀です。
恋愛関係につながるような話題へと誘導することも難しいので、避けたほうがベターと言えます。
「恋人は何人いるの?」で彼氏の有無を確認
好きな女の子に彼氏がいるかどうかは気になるところですよね。
本書では、「恋人は何人いるの?」という聞き方が紹介されていました。
恋人が複数人いるような前提の聞き方をすると、相手の回答は「No」という選択肢しかなくなります。
つまり、相手は一度NOという回答をワンクッション挟む事で、その後に言う本当の恋人の有無の発言ハードルが下がるのです。
マジメな男性は、「そんな質問、女の子に失礼じゃない?」と思われるかもしれませんが、冗談ぽく聴こえる聞き方なので大丈夫。
ちなみに、このフレーズには「複数人の恋人がいてもおかしくない程、モテそうだね」 というメッセージも込められています。
なので、遠回しに相手を褒めることにもつながります。
陰口を言うと、理由がまっとうでも損をする
その場にいない人について語る時には、絶対に陰口を言ってはいけません。
ある実験では、「明らかに陰口を言われる側が悪い内容」について陰口を話している様子を、参加者に動画で見てもらいました。
実験の結果、録画された動画を見た参加者たちは、みんなこの発言をした仕掛人を「嫌な感じの人だな」と感じたのです。
陰口を言われている人物ではありません。
陰口を言っている人物を、「嫌な人だな」と感じたのです。
その場にいない人について語るときは、もし相手が嫌な人でも、陰口を言ってしまうとあなたが損をします。
なので、「ピークエンドの法則」を応用して、最後はその人物に対する褒め言葉で締めくくるようにしましょう。
「ピークエンドの法則」とは?
…物事のクライマックスの印象が、人の記憶には強く残る心理効果。
たとえば、2時間待ちでジェットコースターに乗った場合、いかに待ち時間がツラくても、ジェットコースターの爽快感が印象として残る。
おわりに
この本の特徴は、「外見の改善方法」については一切書かれておらず、「恋愛コミュニケーション術」に特化した内容となっていることです。
なので、
というあなたには特にオススメ。
「心理学をとっつきやすく学べる本」としても使える内容となっていますので、興味のある方はぜひ手に取ってみてください。
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というあなたは、以下の記事を読んでね!

