美人は好きだけど、少し緊張してしまう、ペンさんです。
美人は性格がいいのか悪いのか、どっち?
これは、永遠のテーマですよね。
結論から言うと、「性格の良い美人」も「性格の悪い美人」も両方います。
この記事では、偉い学者さんの「科学的見解」と、一般市民の僕の「個人の見解」の2つの視点から美人の性格について分析しています。
ちなみに、科学的見解については、『美人の正体』という本を参考にしました。
科学的には「美人は性格がいい」
結論から言うと、美人の方が性格がいい。
これが科学の答えになります。
ここからは、「美人は性格がいい」ことを裏付ける研究の数々をご紹介していきます。
引き返すなら今のうち。
心してご覧ください。
外見が魅力的だと、性格も魅力的に見える
心理学者のミルズとアロンソンは、以下のような研究を行いました。
どんな研究?
同じ女性を「メイクアップして美人に見せた場合」と、「メイクダウンしてブスにした場合」の印象の違いを調査。
結果は?
メイクアップして美人に見せた場合、以下のような印象を与えることがわかりました。
【メイクアップして美人に見せた場合の印象】
・やさしい
・好感が持てる
・陽気
・落ちついている
・チャーミング
・ファッショナブル
・きちんとしている
・ロマンティック
以上のように認知されることがわかりました。
これらの特徴はどれもポジティブな印象、いわゆる「性格がいい」とされるもの。
また、「第一印象は変化しづらく、時間が経ってもほとんど変わらない」という研究結果もあります。
これらを組み合わせて考察すると、
「美人は性格が良さそうに見られて、その印象もなかなか変化しない」
ということになります。
145本の論文を分析した結果…
先ほどの実験は、「そう見られる」という結果でしたが、実際に性格がいいのか悪いのかどちらでしょうか?
イエール大学のファインゴールドが145本もの外見と性格に関する論文を集めて分析した研究の結果をご紹介しましょう。
(なお、こういった複数の研究を分析することを、「メタ分析」といいます。
メタ分析は研究の種類のなかでも、信憑性が高いと言われています。)
外見的魅力の高い人は、低い人に比べて以下のような特性を持つ傾向にあることがわかりました。
【外見的魅力の高い人の性格特徴】
・孤独感が少ない
・社会的不安が少ない
・人気がある
・社会的スキルがある
裏を返すと、「外見的魅力の低い人」はこの逆、ということになりますね。
…はい、そろそろみなさんが神の不平等を本格的に憎みはじめたところでしょうが、まだまだいきます。
見た目が良いと、親切にしてもらえる
アルバータ大学のウィリアム・ハレル教授が行った研究では、以下のような結果が得られました。
同じ女性が「きちんとした身なり」と、「だらしない身なり」で道を聞いたとき、前者の方が長時間対応してもらえた。
つまり、外見が良い方が、周囲が親切になるということですね。
僕たちがネガティブな感情を持つときって、どういうときでしょうか?
周りからの冷たい対応や、理不尽な対応をされたとき、「なんだこのやろう!」と、フツフツと怒りが沸いてきますよね。
これが度を超すと、嫉妬深い性格になってしまったり、暗く卑屈な性格になってしまいます。
逆に、周りから優しく対応されると、どうでしょうか?
こちらも温かい気分になって、「他人にも優しくしよう」と思いますよね。
他人からされたことに対してお返ししたくなる心理を、「返報性の原理」と言います。
なので、「周りからの親切な対応」を引き出しやすい美人は性格がよくなりやすいと言えます。
「美人が性格悪い」という研究結果はごく少数
「外見的魅力と性格の関係」について調査した研究は数あれど、「美人であることで不利益を被る」という結果にいたったものはごく少数です。
それも、以下のように極端なものばかり。
・美人が詐欺を働いたら、強く非難される。
・刑務所の看守などの「男性的な仕事」に就こうとした場合、面接で不利になる
美人の性格が良くなるメカニズム
以上の結果から、科学の答えは「美人は性格がいい」となります。
なぜ外見がいいことが、性格のよさにつながるのでしょうか?
ポイントは、”ハロー効果”と”ピグマリオン”効果。
ハロー効果とは、「1つ突出して優れた部分を見ると、他の部分も優れているに違いない」と感じる心理効果のこと。
ピグマリオン効果とは、「他人からの期待に応えようとする」心理効果のこと。
これらの心理作用を組み合わせると、以下のようになります。
1.優れた外見により、他人から「中身もいいんだろうな」と期待される
2.他人からの期待に応えようとして、性格がいいように振る舞う
3.結果として、性格がよくなる
「美人は性格悪い」は誰が言い出した?
科学的には「美人は性格がいい」という真実がありながら、なぜそれと同時に「美人は性格が悪い」という意見があるのでしょうか?
「美人は性格が悪い」と言い出したのは、いったい誰なんでしょうか。
時は、明治時代にさかのぼります。
明治時代、芸者上がりで容姿が美しい女性が金持ちの男性と結婚する、いわゆる玉の輿に乗る現象が発生していました。
それに対して脅威を覚えたのが、「家柄は良いけど外見が良くない」女性たち。
外見が良くない彼女たちは、美人に対する悪い噂を流すことで、美人の玉の輿を妨害しようとしました。
要するに、美人が「顔が良い」という努力もへったくれもない部分でオイシイ思いをしているのに腹が立って、不美人が引きずりおろそうとしたと。
こういう構図って、現代社会でもありますよね。
AKB48と乃木坂46、イジメが多いのは?
現代で女の争い、いえば。
僕がパッと思いついたのが、大人数のアイドルグループ。
僕は昔AKBグループが好きだったので、「内部のイジメ」みたいな噂はちょいちょい小耳に挟んでいました。
で、思ったことがあります。
と。
乃木坂46は、美人ぞろいのグループです。
メンバーみんな、街中を歩いていてもなかなか見かけないレベル。
対してAKB48は、親しみやすい顔立ちの子が多い。
失礼な話、中には「それでアイドル?」「街歩いてるそこらへんの女の子の方がかわいくない?」っていうメンバーもいます。
乃木坂のメンバーが
と口にしたなら、
と言いたくなるところですが、
AKB48のメンバーが
と自虐すると、
とつい納得してしまいます。
そこで、僕なりに簡単な調査をしてみました。
Googleで検索したときに、どちらのグループの方が「内部イジメ」の記事が多く出てくるか?
ブスが性格が悪く、美女が性格がいいとするなら、AKB48ではイジメが多発し、乃木坂46ではイジメが起こらないということになるはず。
まず、単純に記事数で調べてみました。
すると意外や意外、乃木坂46の方が多かった。


ですが、よく見ると、上位表示された記事のタイトルには以下の2種類があることがわかりました。
①グループ内イジメの記事
②メンバーが芸能界に入る前のイジメについての記事
乃木坂46ファンだったのでわかるのですが、乃木坂46のメンバーは「過去にイジメを体験していた」人が結構多いんですよね。
なので、ルックスと性格の相関を調べるには、「グループ内イジメ」の記事の多さを測る必要があります。
そこで、「(グループ名) いじめ」で検索して上位表示される10記事の中で、「グループ内イジメ」について書かれた記事の多さを調べてみました。
結果、こうなりました。
(グループ名) | 「いじめ」記事数 | グループ内いじめ記事上位表示数 |
AKB48 | 2,820,000 | 8 |
乃木坂46 | 4,190,000 | 4 |
AKB48の方が、乃木坂46の2倍も「グループ内イジメ」についての上位表示記事が多いという結果に。
やはり、「美人ぞろいの乃木坂46の方が性格がいい」ということになりました。
誰もが「世界は平等」と思いたい
「世界は平等であってほしい」と多くの人は望みます。
しかし、これまで書いてきたように、「美女は性格もいい」という圧倒的に不平等な世界観、これが現実です。
ですが、僕たち外見に恵まれない人たちは、「不平等な世界」に耐えられない。
だから、認知を歪める。
「美人は性格が悪い」と思いこんだり、口に出すことで、なんとか美人と自分の乗るシーソーを平行に保とうとします。
美人の悪口を言わない方がいい理由
ですが、個人的には「きれいな人」「かわいい人」の悪口は言わない方がいいと考えています。
なぜなら、人には「一貫性の原理」が備わっているからです。
「一貫性の原理」とは、自分が最初に取った行動とのちのちの行動を一貫させようとする心理作用です。
つまり、「美人を否定」してしまうと、自分の見た目を改善・向上させる努力をしなくなってしまうということ。
先ほどの実験でもあったように、「同じ女性が美人に見えるメイクや服装をするかしないか」で周囲の対応や認知は大きく変わります。
男性もそうですが、女性はなおさら、見た目を良くする努力次第で人生が大きく変わります。
ですので、自分の見た目の改善のストッパーになってしまうような「美人への悪口」は言わないようにしましょう。
美人はナチュラルメイクで済むから罪悪感がない?
男目線で思うのですが、美人は堂々としています。
なぜなら、素材がいいので、メイクや服装などがさりげないものでも決まるから。
女性は毎日化粧をしています。
男性がすっぴんを見てその変化に驚くように、女性は化粧で大きく変わります。
それだけ大きく変わると、「詐欺メイク」という言葉もあるように、「人を騙している感覚」もあるんじゃないか?と思ったりします。
毎日やってることですから、「毎日人を欺く罪悪感が知らず知らずのうちに蓄積している」とも言えます。
その点、美人は濃い化粧が必要ありません。
そのため、美人は罪悪感というネガティブな感情を経験することが少なく、性格が不健全になるのを避けれるのではないか、と考えます。
実際に出会った性格の悪い美人の特徴
とはいえ、やはり性格の悪い美人っています。
ごく少数ですが、確実に存在してます。
ここでは、僕が今までの人生で出会ってきた性格の悪い美人の特徴について紹介します。
デートの会計のとき財布すら出さない
美人であろうとかなりイラっとします。(笑)
過去に、マッチングアプリで出会った年上女性にされたことがあります。
年下ならまだ許せるのですが、「年上でこれやるか…」と引いてしまいました。
デートのときひたすらスマホ見てる
デートでやられてムカつきました。
その女性は、食事デートで席に着くやいなや、バンカーリングでスマホを机に立てて、ずっと画面をチェックしていました。
「2人で会ってるんだから目の前の相手に集中しろよ…」
デート中に堂々とジャニオタ宣言
マッチングアプリで出会った美女に、デート序盤でジャニオタ宣言を食らいました。
ジャニオタであることはまだいいとして、なぜそれを公言してしまうのか?
世の男は全員冷めます。
仕事で手を抜きまくる
これは僕の職場にいるのですが、彼女も玉の輿に乗って金持ちになっています。
玉の輿に乗っているので、仕事をがんばらなくても生きていけるという余裕があるのか、かなりいい加減な働きようです。
寄ってくる変な男をあしらうために冷たい態度を取っている
あと、本当は性格がいいんだけど、その美貌がゆえに変な男がいっぱいよってくるから、あしらうあめに冷たい態度を取っている、と言う場合もあります。
一人一人丁寧に接してたらキリないですからね。
その「冷たくあしらっているところ」だけを見てしまうと、「この人は性格が悪い」と見なされてしまう可能性もあります。
個人的には「人生のハードルのとらえ方」が分岐点
これまで、性格のいい美人と性格の悪い美人の両方に出会ってきました。
なにをきっかけに美人の性格が悪くなるのか?
僕なりに分析した結果、以下のことがポイントと結論づけました。
人生のハードルが極端に下がっているか否か
僕が出会った、とある性格のいい美人は、ブライダル業界に勤めていました。
ブライダルは、薄給激務の仕事です。
話を聞いたところ、かなり休みが少なく、勤務時間も長くてツラそうでした。
また、とある性格のいい美人は、過去にチャラい男性と結婚して離婚した過去がありました。
性格のいい美人は、人生に対して、高いハードルを感じているという共通点があります。
仕事面や、恋愛面。
また、向上心がある美女もそうですね。
「人生は一筋縄ではいかない」という感覚があるからこそ、人に対して丁寧に接するクセがついている。
それに対して、性格の悪い美人は、人生を「イージーモード」「退屈」だと感じている。
玉の輿に乗っていたり、職場がゆるかったり、自分のスキルをこれ以上伸ばそうという気もない。
こうなると、美女というだけで周りはある程度優しく接してくれますから、どんどんナメくさった態度になっていく。
結果として性格が悪くなっていくんじゃないかと。
(あくまで個人の見解です。)
まとめ・おわりに
ほとんどの美女は性格がいい。
ごく少数、性格の悪い美人がいる。
とはいえ、美人かそうでないかは、生まれながらにして決まるもの。
運命を呪っても、マイナスしかありません。
「同じ女性が美人に見えるメイクや服装をするかしないか」で周囲の対応や認知は大きく変わります。
男性もそうですが、女性はなおさら、見た目を良くする努力次第で人生が大きく変わります。
また、美人でもモテない女性もいますから、恋愛は見た目だけの勝負ではありません。
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