この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
でも自信ないしなぁ…
(それよく聞くけど、いまいちピンとこないんだよなぁ)
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なかなか自分に自信が持てない…。
そんなときは、「根拠のない自信」を持っている人に憧れますよね。
僕も、「根拠のない自信」を持つために、そんな友人のマネをしていたことがあります。
しかし、結論から言うと、「根拠のない自信」を追い求めることは時間のムダ。
なぜなら、あらゆる自信には、もれなく根拠がセットだからです。
□ずっと自信が持てない
□自信がほしい
□モテたい
上記のチェックリストに1つでも当てはまったら、ぜひ続きを読んでみてくださいね。
そもそも「根拠のない自信」なんかない
まずお伝えしたいのが、根拠のない自信を身につけようとする必要は一切ないということ。
理由は以下の2つです。
・すべての自信には根拠がある
・自信があればいいというものでもない
すべての自信には根拠がある
どんな自信にも、なにかしらの根拠はあるんですよね。
「根拠のない自信」のように見えても、実は以下のように、ほんとは「根拠のある自信」であることがほとんど。
・本人が自覚していないだけで、小さな成功体験を積んでいる
・生まれつきイケメン、体格がいい
・周りに優しくて親切な人が多かった
・親のポジティブな性格を遺伝で受け継いでいる
本人が持っている自信の根拠を掘り下げてない人が、
と発言しているのをみると、あたかも「根拠のない自信が存在する」ように感じてしまいます。
その、実在しない「根拠のない自信」を追い求めた結果、意識だけを変えようとしてなにも実績を積み上げられずに苦しんでいる人がいるのは紛れもない事実です。
自信はまったくないけど、ハッタリで自信があるように見せかけてるだけ、という可能性もあります。
それは悪いことではありません。
本人の内面は変わりませんが、他者評価が変わることで、事態が好転することがあるからです。
特に、恋愛においては、「ハッタリで自信家に見せかけること」は、有能な男に演出するための有効なテクニックです。
みなさんも、この記事を読む前に、
最強の「根拠のない自信」を持つ方法!
上記のような記事をクリックした経験があるかと思います。
こうゆうタイトルに矛盾を感じてしまうのは僕だけでしょうか?笑
自信があればあるほどいいというものでもない
自信は高ければ高いほどいいのか、というと、そうでもありません。
ある程度の「不安感」は、なにをするにも必要です。
なぜなら、適度な不安感によって、将来の障害を予測して、それを避けるための対策を取ることができるからです。
僕が今まで大学や演劇で出会った「自信家な人」は、みんな「リスクを取りすぎ」な傾向にありました。
・ネットワークビジネスにハマる
・事業のために多額の借金
・次々と高価なデバイスを購入
・大量のブランド品にお金をかける
また、コミュニティ内で飛び抜けて成績がいい、というわけでもありませんでした。
むしろ、楽観的すぎて、「自分が努力すべき点はどこなのか」を理解していなかった印象です。
こうした点もひっくるめて、自信はあればあるほどいいというものではなく、適度の不安感も必要だと言えます。
・「根拠のない自信」があるとするなら、それは生まれつきのもの
・「根拠のない自信」を追い求めても、一生たどり着けない。
・自信は高ければ高いほどいいというわけでもない
「根拠のない自信」と「根拠のある自信」の違い
この2種類の自信の定義がフワっとしているので、以下で明確にまとめてみました。
「根拠のない自信」とは
・自信の根拠を言語化できていない人が語る虚像
「根拠のある自信」とは
・努力
・自分が成長している感覚
・過去の成功体験
・周囲からの評価
上記をもとに生まれる自信
結論:「根拠のある自信」を取りにいきましょう
もしあなたが自信をつけたいと思っているなら、「根拠のある自信」を取りにいきましょう。
目的は自信をつけて、堂々と自分らしい人生を送ること。
それなら、「自信の種類」を問う必要はありませんよね。
「根拠のない自信」は、もう存在しないものと考えていただいてOKです。
「自信」自体はモテるために必須
モテるためには、「自信」は必須です。
見るからに自信なさげだったり、有能さが表面化していないのに謙虚すぎたりすると、女性から相手にされません。
「根拠のある自信」を身につけ、それをもとに彼女をつくると、自信はさらに強固なものになります。
自信をつける方法

この記事では、「自信をつける方法」を3つ用意しました。
①3グッドシングス
②数字が伸びていく趣味をつくる
③競争から降りて独自の道を開拓する
難易度の低いものから順番に解説していきますね。
3グッドシングス
僕たちは、知らず知らずのうちに自分に求めるハードルを上げてしまっています。
できていることはたくさんあるのに、それを見つけられなくなってしまうんですよね。
人間は、ポジティブなものよりも、ネガティブなものに強く反応してしまう生き物です。
意識していないと、ネガティブな方に注意が引っ張られてしまうということを知っておきましょう。
そんな僕らが、簡単に「自分のポジティブな側面」に注目を戻すための方法、それが「3グッドシングス」です。
3グッドシングスのやり方は、次のとおり。
①紙とペンを用意する
②その日あったよかったことを3つ書き出す
たったこれだけ。
簡単でしょ?
ポイントは、「よかったこと」のハードルを下げること。
「よかったこと」は、「当たり前のこと」でもいいんです。
たとえば、
・朝遅刻せずに会社に行けた
・天気がよかった
・早く寝れた
とかでもいいんです。
『できていないこと』ではなく『できていること』に注目して自分を認めるんだ。
これを『正の注目』と呼ぶ。
頑張っているなぁ、オレ。
そうやって自分を勇気づけ、心にガソリンを入れるのさ
(「もしアドラーが上司だったら」より)
と思うかもしれません。
ですが、僕が実践した感想としては、「効果アリ」です。
「ストイックで自分に厳しくする」よりも、むしろこっちのほうが頑張れたんですよね。
不思議と。
人はね、『自分には能力がある。自分には価値がある』そう思えたとき、つまり困難を克服する活力『勇気』で満たされると、放っておいても『もっと、もっと』とさらなる優越を目指すんだ。
決して『このあたりでやめておこう。現状維持でいいや』とはならないんだ(「もしアドラーが上司だったら」より)
数字が伸びていく趣味を作る
根拠のある自信をつくるには、「根拠を可視化」できる状態にすることがポイントです。
そこでオススメしたいのが、「数字が伸びていくところが見える趣味」をやること。
たとえば、以下のようなものがあります。
・筋トレ(重量と回数が増えていく)
・ブログ(閲覧数が増えていく)
・YouTube投稿(再生回数と登録者数が増えていく)
共通して最初はなかなか数字が大きくなりませんが、続けていると確実に数字が伸びていきます。
「自分が成長している感覚」、「自分の作ったものが評価されている感覚」を得られると、どんどん自信がつきます。
競争から降りて独自の道を行く
人と同じ土俵で競争すると、確実に序列が生まれます。
そして、上には上がいる。
自分が完全なる勝者になることはできません。
なので、競争に参加すると確実に負けます。
ではどうすればいいのかというと、「掛け合わせ」でオンリーワンを目指しましょう。
たとえば、僕で言うと、「内向型の男性に向けた恋愛ブログ」を書いています。
「ブロガー」や「恋愛ブロガー」だと掃いて捨てるほどいますが、
「内向型」「男性向け」「恋愛」「ブログ」の4つを掛け合わせているので、競合が少ない場所でポジションを取れています。
今後は、さらに内向型男性に向けたサービスを開発し、ニッチなポジションを開拓していく予定です。
このように、複数の要素を掛け合わせて自ら競合のいない道を開拓していくと、他者と争わずに自信をつけることができます。
もしくは、相対評価であなたが希少価値を発揮できる環境に飛び込むのも1つの手。
あなたの持っている価値をより高く評価してくれる場所を探すんです。
僕の場合、ブログを書き続けているおかげで、職場のHPを容易に編集できるようになりました。
僕は物覚えが悪いという欠点がありますが、「HP編集能力」のおかげで、職場からは希少人材として重宝されています。
こんな具合に、他人と競争しないポジションを探すと、効率よく評価を高められ、自信をアップさせることができます。
僕が自信をつけれた理由を分析してみる
ここからは、オマケ程度に僕のエピソードを交えてお伝えしていきます。
過去の僕は、マジで自信がありませんでした。
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大学生から就職するまで、勉強も部活も、どれも本気でやってこず、おまけにコミュ障。
彼女は学生時代に一度もつくれなかった。
接客業のバイトはどれも1ヶ月でクビになる。
就職先が決まったはいいものの、「ヤバイ…」と不安感にかられ続け、大学の卒業旅行はまったく楽しめませんでした。
4月から仕事が始まり、イヤな不安は見事に的中。
職場で簡単な仕事すら失敗しまくり、毎日上司から叱られる日々。
精神が不安定になり、精神科からもらった薬を服用する毎日でした。
もちろん、モテなんて程遠い。
そこから、やっと本気になり、積極的に行動を開始しました。
いろいろやってきましたが、その中で「これをやったおかげで自信がついた」と感じたものは以下のとおり。
・ジムに通って筋トレのスコアを伸ばした
・演劇をはじめ、声を褒められた
・街コンに通いまくり、なんとか人生初の彼女をつくった
・彼女に会うたびに「かっこいい」と言われる
・ブログを書き続け、PVが伸びた
・YouTubeの再生回数が伸びた
・有料noteを買ってもらえた
・瞑想や筋トレなどの良い習慣を長期間続けられた
・簡単なプログラミング能力やHP編集能力を身につけて職場で褒められた
…自信がついたタイミングでは、必ずその根拠となる出来事がセットでありました。
その「根拠となる出来事」は、以下の2つの要素に細分化できます。
①努力する
②褒められる、評価される
つまり、「①努力する」→「②結果が出て褒められる」というステップから、自信が生まれているということがわかりました。
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僕は、「根拠のない自信」という言葉が嫌いです。
なぜなら、努力をサボる理由になるから。
これは決してストイックな意見ではありません。
努力をしないと、褒められることも成長感覚を得られることもなく、永遠に自信がつかないのです。
もちろん、ガムシャラに努力すればいいというわけではありません。
自分の得意なジャンルやブルーオーシャンな領域を見極めて努力することが大事です。
「自信をつける」なら、これはやっちゃダメ!

自信をつけようとしてやったことが、逆に自信を奪う結果になってしまうこともあります。
以下のことに気をつけましょう。
・「あなたに不向きなこと」をひたすら続けてしまう
・ストイックすぎる
「あなたに不向きなこと」をひたすら続けてしまう
「好きなこと」と「得意なこと」は違います。
「好きだけど不得意なこと」をひたすら続けても、結果が出ずに自信を無くしてしまいます。
たとえば、僕は内向的で慎重な人間ですが、外向的な能力を持っている人に憧れていました。
だから社会人になってから演劇を始めたのですが、慎重な性格が災いし、アドリブやとっさの事態に舞台上でまったく対応できませんでした。
「続けていれば必ず成果は出る」と信じて猛烈に努力を重ねましたが、とにかく辛いだけでした。
腰を据えて取り組むなら、「あなたが得意で、苦にならず、まぁまぁ好きなこと」を続けると良いでしょう。
自分が得意なことは、色々と手を出さないとわかりません。
得意なことを見極めるためにまずはたくさんのことにチャレンジして、感触を確かめましょう。
そして、向いていないと思ったら、すぐに撤退して次のことをはじめましょう。
ストレングスファインダーで、ガッツリ自己分析するのもオススメです。
僕は、これのおかげで「慎重さ」「戦略性」「規則性」が強みだとわかりました。
ストイックすぎる
自分を追い込みすぎるのもNGです。
3グッドシングスのところでも書いたように、自分に厳しくしすぎると、「自分ができていること」が見えなくなってしまうんですよね。
何かに向けて努力し続けるのはいいですが、週に1回、少なくとも10日に1回は、「チートデイ」をつくりましょう。
チートデイとは、「自分を甘やかす日」のことです。
たとえば、僕はプログラミングを毎日3時間勉強しているのですが、必ず週に1回、彼女とデートする日はサボるようにしています。
チートデイがあることで、その日を楽しみに、より毎日の勉強に励むことができています。
まとめ・おわりに
●そもそも「根拠のない自信」なんかない
・すべての自信には根拠がある
・自信があればあるほどいいというものでもない
●「根拠のない自信」と「根拠のある自信」の違い
・「根拠のない自信」とは 、「自信の根拠を言語化できていない人が語る虚像」
・「根拠のある自信」とは、努力、成長、評価をもとに生まれる自信
●結論:「根拠のある自信」を取りにいきましょう
●「自信」自体はモテるために必須
●自信をつける方法
・3グッドシングス
・数字が伸びていく趣味を作る
・競争から降りて独自の道を行く
●「自信をつける」なら、これはやっちゃダメ!
・「あなたに不向きなこと」をひたすら続けてしまう
・ストイックすぎる
根拠のない自信なんて、ない。
「根拠のない自信」を追い求めるのは、目の前の階段を一瞬で登りきれる特殊能力を授かるのを、指をくわえて待っているようなもの。
自信をつけるためには、着実に1つ1つ階段を登っていくのが一番です。
特に、恋愛での成功体験は、強い自信につながります。
このブログを通して、あなたの自信をつけるためのお手伝いができればうれしいです。