この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
ぶっとい二の腕がサマになるシンプルなTシャツ姿。
格闘マンガの登場人物のように、ボコボコと浮き出る筋肉。
そんな男らしい見た目に憧れますよね。
よし、オレもこうなってみせる!
筋トレするぞ!
…よし、毎週ジムに通えてる。
習慣化に成功したぞ!
あとは数ヶ月続ければ、オレもムキムキだ…
(数ヶ月後…)
アレ?
ぜんぜん変化がない…
いや、多少の変化はあるんだけど。
継続した日数の割には…
想像してたような劇的な変化が、ない。
筋トレをマジメにやっている。
継続もしている。
にもかかわらず、筋肉量が増えないのは、なぜ?
結論から言えば、食事の問題です。
食事量が足りないと、体はデカくなりません。
という人は、過去の僕と同じく、致命的な見落としをしています。
それは、炭水化物。
ダイエットのときには炭水化物を減らす必要があります。
しかし、増量時には、いかに炭水化物をたくさん摂れるかが大事なポイント。
本記事のテーマは、以下の1点。
炭水化物を、いかにたくさん食べられるようにするか
上記の方法を、計10個ご紹介しています。
このやり方で、僕は1ヶ月で体重を6キロ増やすことができました。
59キロ→65キロ
さっそく見ていきましょう。
①「食欲増進色」を使う
見るだけで食欲が沸く色があります。
それは、オレンジ、赤、黄色などの暖色系。
赤色が入った食器を使う。
食事のときは黄色いTシャツを着る。
上記のように、食事の際に暖色系の色が目に入るよう工夫すれば、食欲を上げることができます。
②「食欲減退色」を避ける
「食欲増進色」とは逆に、見るだけで食欲がなくなる色があります。
それは、青。
食事の際には、青色がなるべく目につかないようにしましょう。
しかし、青が入った食器は意外と多いもの。
増量中は、見えないところにしまっておきましょう。
また、青い服もビジネス・カジュアル問わずよく着られる色ですが、極力避けましょう。
③コルチゾールを分泌させる
「ランニングはやせない、むしろ太る」と言われています。
理由の1つは、『コルチゾール』というストレスホルモンが分泌されるから。
コルチゾールが分泌されると、食欲が増えます。
だから、「ランニングしてもやせない」と言われているんですね。
しかし、逆にこれは増量に使えます。
食事前に軽くランニングしておけば、食欲が増し、その後たくさん食べられるようになります。
④食事の回数を増やす
あるボディビルダーが言うには、「トレーニングよりも、食事のほうが大変」だそうです。
食が細いと、なかなか栄養素の摂取量が増やせません。
なかには、食事をミキサーにかけてドロドロにして、無理矢理のどに流し込む人もいるそうです。
そこまでするのは大変ですが、もっと現実的な方法もあります。
それは、食事の回数を増やすこと。
1日3食が一般的ですが、それを4、5、6食まで増やしていきます。
これは、ボディビルダーの人たちが当たり前のようにやっている食事法です。
これなら、胃腸への負担も減り、無理なく食事量を増やせるようになります。
⑤オーバーサイズのトップスを着る
ユニクロでエアリズムのオーバーサイズT買ってきた。何にでも合わせられそう☺️ pic.twitter.com/cg50qmxjId
— たけやん (@takeyan0764) July 18, 2021
「人は、制服どおりの人間になる」
これは、ナポレオンの言葉です。
現代ホストの帝王と呼ばれるローランドさんも、
「年末年始に実家でずっとジャージを着ていたら、ジャージが似合う男になってしまった」
というようなことを、著書のなかでおっしゃっていました。
これを増量するために転用すれば、オーバーサイズの服を着ればいいということになります。
ジャストサイズの服を着ていると、たくさん食べたあとにお腹がポコっと浮き出て、すこし罪悪感があります。
しかし、ゆったりしたTシャツを着ていれば、その罪悪感がありません。
ゆえに、たくさん食べることへの抵抗が少なくなります。
⑥粉飴(マルトデキストリン)
ここからは、具体的になにを食べればいいのかを解説します。
増量のためにもっともオススメなのが、粉飴です。
別名、マルトデキストリンとも呼ばれます。
これはなにかというと、「水に溶ける炭水化物の粉」です。
タンパク質も、脂質も、着色料も保存料も使われていません。
シンプルに、炭水化物だけを摂取できます。
それだと白ご飯と対して変わりません。
粉飴の偉大なところは、食が細い人でも炭水化物の量を増やせること。
なぜなら、これは粉末だから。
また、味も「うっすら甘い」くらいなので、クドさがなくサラっと飲める。
いつものプロテインと一緒に、粉飴を3〜5杯入れて飲むだけ。
それだけで、炭水化物の摂取量が増えます。
見る見る体重が増えていきます。
すでに「プロテインをシェイカーで飲む」という習慣があれば、「粉飴を加えて混ぜる」という習慣は容易に身につけられます。
新しい習慣を身につけるもっともカンタンな方法は、既存の習慣に付け足すこと。
以上が、僕が増量のために粉飴をもっともオススメする理由です。
※スーパーでは売っていないので、Amazon等の通販サイトで買いましょう。
「粉飴」も「マルトデキストリン」もほぼ同じなのですが、粉飴の方が溶けやすくダマになりにくのでオススメ。
⑦辛味を足す
辛さには食欲を増進する効果があります。
キムチや七味はなんにでも合うので、常にストックしておきたいところです。
⑧パックご飯
ご飯をたくのが面倒な人でも、パックご飯ならカンタンに食べられます。
また、ふつうのお米にはないパックご飯の良いところがあります。
それは、常温保存できるので、目に付くところに自由に置いておけるというところ。
まとめ買いして目に付くところに積んでおきましょう。
それを見るたびに、「食べなきゃ!」と気づかせてくれます。
⑨バナナ
安い、調理不要、常温保存可能、コンビニでも買える。
バナナに含まれるオリゴ糖にはストレス解消効果もあり、優秀な食材です。
バリエーションの1つとして加えておくと、食事に飽きづらくなります。
⑩「ご飯おかわり自由+おいしいご飯の供」がある定食屋を使う
外食するなら、たくさん食べれるところにしましょう。
ご飯のおかわりが自由な定食屋は、増量中の強い味方になってくれます。
ただ、ご飯だけだと食が進みません。
セットでご飯のお供も無料で提供してくれるお店を、下記にピックアップしました。
・さち福屋
・やよい軒
・宮本むなし
なかでもさち福屋はオススメ。
なぜなら、明太子が食べ放題だから。
ご飯がめちゃくちゃ進みます。
【注意!】こんな太り方はやってはいけない
なんでもかんでも食べまくればいいというものではありません。
そもそも、なぜ増量したいのでしょうか?
それは、カッコいいボディメイクのためでしょう。
つまりは、見た目をよくするためです。
増量によって、見た目を損なうことになってはいけません。
脂質を摂りすぎてしまうと、肌荒れの原因になります。
太れそうだからといって、カップ麺等のジャンクフードを食べ過ぎるのはNG。
肌が弱い人なら、ニキビができてしまいます。
また、しっかり筋トレをセットでやりましょう。
「食べた物は、ぜんぶ筋肉に変える」という意識が必要です。