恋愛心理学

「恋愛の吊り橋効果」は使っちゃダメなことを示す2つの実験と1つの代替策

非モテナガザル
非モテナガザル
行ってきま〜す♪
モテたいガー
モテたいガー
あれ、どうしたの? そんなにオシャレして
非モテナガザル
非モテナガザル
ふふふ、これからデートなんだ〜!
モテたいガー
モテたいガー
いいな〜!
どこに行くんだい?
非モテナガザル
非モテナガザル
遊園地だよ。
ジェットコースターに乗ることによって「恋愛の吊り橋効果」を発動させて、あの子のハートをゲットするのさ!
モテたいガー
モテたいガー
吊り橋…効果?
非モテナガザル
非モテナガザル
あ、そろそろ時間が。。行ってきまーす!



 

突然ですが、「恋愛の吊り橋効果」という現象をご存知でしょうか?

吊り橋を渡ったり、お化け屋敷に入っているときのドキドキを、そばにいる異性への恋のドキドキに錯覚してしまうという心理効果のことです。

恋愛テクニックの1つとして広く知られている心理効果で、「デートにはドキドキハラハラするような場所を選ぶといい」、と言われたりします。

 

ですがこのテクニック、実は使える人が限られているのです。

ある特定の人たち以外は、吊り橋効果を再現しようとしても、恋愛のドキドキに変換させることができないのです。

 

結論を先に言ってしまうと、吊り橋効果を使う資格があるのは「美男美女」だけ。

もっと言えば、「美男美女でない人」がこのテクニックを使おうとすると、逆効果になるということもわかっています。

 

モテたいガー
モテたいガー
え、じゃあ非モテナガザルくんは…

 

というわけで今回は、吊り橋効果は本当に効果があるのかを検証した実験についてご紹介していきます。

それに加え、美男美女でない人も使える、「吊り橋効果」に類似した恋愛テクニックもご紹介します。

ペンさん
ペンさん
最後までよろしくね!



“元祖”吊り橋効果実験

愛の吊り橋実験効果は、カナダのブリティッシュコロンビア大学のダットンとアロンという2人の心理学者によって行われました。
この実験は、1974年に『パーソナリティと社会心理学雑誌』に掲載されています。

実験の舞台は、バンクーバーのカピラノ吊り橋という場所。

この橋は多くの人に同時に利用され、かつ大きく揺れるため実験の舞台にはもってこい。

実験内容はこうです。

①男性の被験者が吊り橋を渡った先に、”美女”がいる。

②美女が「大学の研究に協力してくれませんか?」と頼む。
協力してくれる場合、その場でとある心理テストを被験者に行う。
「結果を知りたければ連絡してください」と、美女は被験者に電話番号を渡す。

③被験者のうちの何人がその番号に電話をかけ、実際に研究に協力するかを確認する。

※男女を逆にした実験も行われています。

 

もし被験者が吊り橋を渡ったドキドキを恋のドキドキと勘違いするのならば、「あの子ともう一度話したい」と電話をかけるだろう、という算段です。

吊り橋の比較対象として、丈夫で一切揺れたりしないコンクリートの橋でも同じ実験を行います。

その結果、電話をかけてきたのが、丈夫な橋の場合は16人中2人だったのに対し、吊り橋では18人中9人が電話をかけました。

 

この吊り橋実験の結果から、ダットンとアロンは次のように考えました。

①揺れる吊り橋を渡ることによって、ドキドキ状態が作られる。

②ドキドキ状態で、美人の女性と接する

③体は無意識にドキドキの原因を探そうとして、「目の前の女性に対して恋愛感情を抱いたから」と錯覚する

この結果だけを見れば、「吊り橋効果はホンモノ!」と言えるかもしれません。

しかし、この実験には問題点があります。

それは、『美しい女性』を実験に使っているということ。

もし「美しくない女性」が実験に使われていれば、被験者がドキドキの原因を「目の前にいる女性のせいだ」と錯覚する可能性は低くなると考えられます。

“美しくない女性”が実験に使われていたら被験者はどう思う?

・「今ドキドキしている理由はなぜだろう? この女性のせい? いや、あの橋を渡ったからだろうな」

・「自分はなんでドキドキしてるんだ? きっとこんな実験に参加させられてイライラしているからだ」

 

この疑問に迫ったのが、次に紹介する実験です。



(一方その頃…)

非モテナガザル
非モテナガザル
今度はジェットコースターに乗ろう!
OK〜!

 

“美女”と”あまり美しくない女性”を使った実験

アメリカのメリーランド大学のグレゴリー・ホワイトら(1981)によって、以下のような実験が行われました。

①被験者を走らせて心拍数を上げ、ドキドキ状態を作る

②ある女性の自己紹介ビデオテープを被験者に見せたあと、その女性の魅力度に関する質問をする

③回答から、被験者から見た女性に対する魅力度を測定する

 

比較対象として、心拍数を上げていない状態でビデオテープを見せます。

ビデオテープに映る女性は2種類用意されます。

・1人は美しい女性。

・1人はあまり美しくない女性。

 

結果、ドキドキ状態の時、「美しい女性に対する魅力度」は上がりました。

しかし、あまり美しくない女性に対しては、むしろ魅力度が低下してしまいました。

ドキドキ状態の原因を女性の魅力に見いだすことができなければ、被験者はそのドキドキを「疲れているタイミングであまり美しくない女性を見たことによるイライラ」のせいだと解釈してしまう可能性があります。



非モテナガザル
非モテナガザル
ジェットコースター楽しかったね〜!
あれ、どうしたの?
(髪型とメイクが崩れてるな)
ううん、別に。なんでもない

サスペンス映画は効果あり!?

美男美女でなくても、吊り橋効果と似た効果が期待できるテクニックがあります。

それは、2人でサスペンス映画を観ること。

南フロリダ大学のフレッド・コーエン(1981)らは、カップルが映画を鑑賞する前と後で、イチャイチャ行動がどれだけ増えるかを測定する実験を行いました。

【Aグループ】
ドキドキハラハラするシーンだけでなく、暴力シーンやヌードシーンも含まれる『52pickup』というサスペンス映画を見せる

【Bグループ】
暴力やヌードシーンのない『真実の物語』というドキュメンタリー映画を見せる

 

その結果、ドキュメンタリー映画では鑑賞前後でとくに変化がなかったのに対し、サスペンス映画を鑑賞していると、次第にイチャイチャ行動が増加したのです。

 

ドキドキハラハラするようなサスペンス映画の鑑賞は、「相手とより一緒にいたい」、「親しくなりたい」という感情を増進させる効果があると考えられます。

「親しくなりたい」という感情が増進される効果は、美しい・イケメンといった相手の外見的魅力に関係なく、万人に期待できます。

 

そのため、もしあなたが自分の外見に自信がなく、意中の女性と親密になりたいのなら、吊り橋やジェットコースターを利用するより、サスペンス映画を一緒に見るのが良いでしょう。



非モテナガザル
非モテナガザル
(ガチャ)
モテたいガー
モテたいガー
おかえり!
ねぇ知ってる?
サスペンス映画にはイチャイチャを促進する効果があるんだって!
非モテナガザル
非モテナガザル
そうなんだ。
教えてくれてありがとう。
しばらくひとりにさせてくれないかな…

 

モテたいガー
モテたいガー
…ドンマイ。

 

まとめ

吊り橋効果を使える人

→容姿が美しい人。

吊り橋効果を使えない人

→容姿が美しくない人。

というわけで、そもそも容姿に自信があれば吊り橋効果のようなテクニックを使わなくても良さそうですよね。

もし容姿に自信がない場合は、サスペンス映画鑑賞というデートプランはいかがでしょうか?

非モテナガザル
非モテナガザル
もっと早く知りたかったよ〜。
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