みなさんは、「告白」に関して悩んだことはありますか?
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今回は、当サイトで紹介している告白成功率を上げる方法を、ギュッと1記事に凝縮してみました。
この記事は、大きく3つのパートに分かれています。
①出会ってから告白するまでの期間
②告白成功率を上げる行動
③告白の言葉
大前提となる、成功率の高い「出会い〜告白」までの期間を知り、その期間内に「告白成功率を上げる行動」を積み重ね、「ベストな告白の言葉」でバシッと決めましょう。
この記事では、告白までのベストな選択を順を追ってわかりやすく、ときには図説を用いて解説しています。
①出会ってから告白するまでの期間
告白を成功させたいなら、相手の女性との距離が縮まり始めてから3ヶ月以内に告白しましょう。
ポイントは、知人・友人の関係が出来上がってしまう前に告白することです。
3ヶ月以内がベストという研究
栗林(2004)の告白成功群と失敗群の交際期間について分析した研究によると、成功群の約40%が、3ヶ月以内に告白しています。
私が1人目の彼女を作るのに成功したときは、まさしく出会ってから3ヶ月以内に3回デートを重ねて告白するという超マニュアル通りのパターンでした。
そして、失敗群の約50%は、出会ってから13ヶ月を超えたタイミングで告白していました。
また、相手との「友人尺度」が高いほど告白が失敗する傾向も見られました。
体験談①出会って1年後に告白された
ここでは、僕の体験談を書いておきます。
1つ目は成功事例。
期間限定の社会人サークルに入っていた時期の話です。
1年経てば解散するという決まりがあったのですが、その解散日にある女の子から告白されたのです。
その後、僕たちはお付き合いすることになったわけですが、上記で紹介した研究と照らし合わせると疑問ですよね。
その決定的な要因は、2人の知り合い・友達関係が出来上がっていなかったからです。
1年間同じサークルで過ごしていたものの、話す機会は少なく、僕は彼女に魅力を感じつつも、「違うタイプの人間だな」と思っていたので、ほとんど話すことはありませんでした。
お互いのことを知らない期間が長く続きました。
ですが、解散の日が近づくにつれ、彼女から突然LINEが来るようになりました。
内容は、「僕に聞かなくてもわかるのでは?」と思うようなことばかりでした。
そのLINE対応がよかったのでしょうか、距離が縮み始めてから3ヶ月以内に解散の日が訪れ、彼女は僕に告白してくれました。
上記の栗林の研究では、成功群の約40%が3ヶ月以内に告白していますが、約30%は出会って13ヶ月を超えてから告白しています。
一見矛盾しているように見える結果ですが、もしかすると僕の体験談のように、出会ってからは1年を過ぎていても「距離が縮み始めてから」は3ヶ月以内だったのかもしれません。
体験談②出会って1年半後に告白してフラれた
失敗事例も上げておきましょう。
街コンで知り合った女性と一度デートして、その後誘ったところ、2度続けて断られてしまい、脈なしと判断しました。
それから約1年後、ダメ元で誘ったところOKをもらい、またデートに行くようになりました。
その後、3回のデートを経て、僕は告白をしました。
しかし、フラれました。
何故ダメだったのか?
理由は、短期集中で会う回数を増やすことができなかったから。
一回一回のデートに、約1~2ヶ月の間隔がありましたし、そもそも出会いから告白まで1年半が経っている。
告白するときには、彼女の中で僕は「友人の1人」になってしまっていたのです。
加えて、告白の返事をその場でもらわず、告白してから1ヶ月半も待ってしまいました。
事実、「悪いところは1つもないけど、友人としか思えない」と言われてしまいました。
つまり、いくら好感度を保っていても、ひとたび友人とみなされてしまえば、恋愛関係に進展するのは難しいということです。
理想の時間帯は夜
デート終わり、雰囲気のいい夜道を歩きながら告白、というのがいいですね。
とはいえ、一番いいのは自然に告白すること。
前もって「この場所でこんな風に告白しよう」とガチガチに決めてしまいたくなりますが、「今、いいムードだな…」と思ったら自然に告白してしまいましょう。
まとめ:友人の関係ができてしまう前に告白しよう
出会ってからの期間が問題なのではなく、距離を縮み始めてから3ヶ月以内に決めないといけないということです。
②告白成功率を上げる行動
心理学的に確認されている告白成功率を上げる行動を紹介します。
それは以下の通り。
・2人で食事に行く
・2人で飲みに行く
・恋愛観の話をする
・特別な用がないのに電話する
・特別な用がないのにLINE・メールする
・手を繋ぐ
・軽いボディタッチをする
以上です。
上記の行動一覧は、相愛大学文学部心理学科の渡邉(2014)の研究結果が基になっています。
①告白した人を告白成功群と失敗群に分ける。
②告白の時点で2つの群がどのような行動をしていたのか集計する。
この結果、上記の行動は統計的に成功群と失敗群の間で有意差が見られました。
好きな人とLINEや電話をすることに「理由がないとできない!」という人は、「なんとなく」という理由でLINEや電話をしてみてもいいのではないでしょうか。

確かに僕も恋愛観の話をされると相手のことを恋愛対象として意識してしまいます。
ボディタッチはハードルが高いですが、難易度が低そうな「きっかけの作り方」を以下にまとめてみました。
・手相を見る
・手のマメを触ってもらう
・「筋トレしてる」といって腕の筋肉を触ってもらう
告白の成功率を「上げそうで上げない」行動
・グループで遊びに行く
・グループで食事に行く
・プレゼントのやりとりをする
・個人的な悩みを打ち明ける
👆の行動は一見2人の距離を縮めそうですが、告白成功群と失敗群ではそこまで差が見られなかったようです。
ただ、上記の「告白成功率を上げる行動」と組み合わせれば効果はあると思います。
例えば、
「グループで遊びに行く+恋愛観の話をする」
「グループで食事に行く+恋愛観の話をする」
「個人的な恋愛の悩みを打ち明ける」
とかですね。
この3つは、以前僕が彼女ができる直前に実際に取っていた行動です。
恋愛をトークテーマにして、男が質問する側に回り、聞かれれば個人的な恋愛の悩みを打ち明ける。
男性にはこういった立ち回り方をオススメします。
告白成功率を上げる行動のまとめ
ゲームだと思って、どんどん上記のアクションを取っていきましょう。
ポイントを積み重ねた状態で告白すれば、きっと上手くいくはず。
最強の告白ワード
ベストな告白の言葉は、結論から言うと、「最もカンタンな方法が最強」です。
どれが最強? 告白ワードランキング!
今回ご紹介するのは、樋口(2001)の研究です。
予備調査で収集した19種の告白時に使われる言語的メッセージを以下の3つの類型に分け、どの形式がその後の2人の関係を進展させるかを調査しました。
各告白を受けた場合に、その後の付き合いがどのようになるのか?
「付き合いをやめる=1点」、「今までと変わらない=3点」、「恋人関係的な付き合いになる=5点」の5段階で評定してもらったのです。
3位:見苦しい。「懇願型」
好感度が低く、誠意を感じられず、心を打たないという“不評の三重奏”を響かせた「懇願型」が最下位という結果に。
懇願型の告白は、受け手に「ブーメラン効果」という心理効果を起こさせます。
ブーメラン効果とは、その行為をしたせいで、行為をおこなったものに負の効果を発生させる心理効果です。
【ブーメラン効果の例】
自分で決断して商品を買おうとしている客を相手に、求められてもいない、うっとうしいセールストークをバンバンして、買う気を失せさる。
ここでは、選択肢を強引に制限していることで、受けてから「自由」を奪っている。
つまり、受け手が反発しようとしてしまうのです。
2位:悪くはないよね。「理屈型」
好きであることに理由をつけて告白する「理屈型」が2位となりました。
相手のことをしっかりと見ているという印象を受けますよね。
1位:カンタンで、最強。「単純型」
堂々たる1位に輝いたのは、超ベタで何のひねりもない「単純型」。
下の表に、実際の実験結果がまとめられていますのでご参考ください。

相手が片想いの相手であろうが、両思いの相手であろうが、「単純型」が最強であることに変わりはありません。
ちなみに各パターンの印象は下の表をご参考ください。

この結果はあなたにとって朗報です。
告白の文言に頭を悩ませる必要がないからです。
というあなたは、そこで考えたフレーズを普段の褒め言葉に使ってあげてください。
ボキャブラリー豊富に褒められた方が好感度が高いという研究もありますので。
単純型にも色々あるよね。
一口に単純型と言っても色々あります。
「好きです」とだけ言うのか。
「付き合ってください」とだけ言うのか。
はたまた2つ合わせて「好きです、付き合ってください」というのか。
栗林(2004)は、高校大学生の告白166件を成功群(97件)と失敗群(69件)に分け、どんな告白の仕方をしていたのかを調査しました。
「好意」+「お願い」で心を奪え
まずは結果からご覧ください。

「好きです+付き合ってください」が最強という結果になりました。
ちなみに失敗群は、
・好きです+付き合ってください(32.1%)
・好きです(37.0%)
・付き合ってください(8.6%)
・遠まわし表現(14.8%)
と言う結果に。
「好きです」だけだと、好意は伝わりますがなにをして欲しいのかわかりません。
僕も「○○さんのこと、好きだったんですよ!」とだけ言われて、逃げるように去っていかれた経験がありますが、「うれしいけど、どうしたいの?」って気持ちになりました。
僕も好きだったので、後日こちらから告白し直しましたが。
そこまで好きでなければ、恐らくこちらから何も返事はせず終わっていたと思います。
「好きです、付き合ってください」とストレートに、「好意」と「どうして欲しいのか」をセットで伝えましょう。
まとめ:告白はシンプルにいこう
告白の言葉に関しては、変にひねらずシンプルに「好きです、付き合ってください」というのが一番です。
おわりに
今回は、過去の告白に関する記事をまとめてみました。
あなたの告白が成功すること、心から応援しています。
