と悩める男性にオススメしたい1冊の本があります。
それが、メンタリストDaiGo著、『男女脳戦略。』です。
という方もいらっしゃるかもしれませんが、この本は恋愛だけでなく、ビジネスにも関連して話が及びます。
この記事では、本作の恋愛の部分だけに絞り込んで、「これは役に立った!」「みんなにも知らせたい!」と個人的に思ったパートをご紹介していきます!
男女脳戦略ってどんな本?
著者はメンタリストDaiGoさん。
男女の脳の構造、考え方の違いをわかりやすく解説。
男女の脳の違いを、ビジネス・コミュニケーション等に活かす方法について提案しています。
(前提)男女脳の生物学的な違い
結論からカンタンに言うと、男女の脳には以下のような違いがあります。
男…競争・イチバンになりたがる
女…共感・共有したがる
原始時代の男女の役割

このような違いが生まれる原因は、原始時代までさかのぼります。
原始時代の男女の役割の違いは、以下の通り。
男…狩猟
女…子育て・集落のコミュニティづくり
男は、食料となる獣の肉を得るため、狩りに出ます。
女は、子育てをしたり、情報共有・何かあったときに助け合えるよう、集落のコミュニティづくりに励みます。
この役割の違いが、男女の脳を違いを生んだのです。
想像してみてください。
男性が狩猟の役割を持っているにもかかわらず、共感・共有ばかりしていたら。
うろたえている間にマンモスにやられます。
想像してみてください。
女性が子育て・集落のコミュニティづくりの役割を持っているにもかかわらず、競争ばかりしていたら。
食料が偏り、病人の世話ができず、子供が育ちません。
なぜ女性におしゃべりが多く、男性に無口が多いのか?

女性がよく喋る理由、それは、右脳と左脳をつなぐ脳梁(のうりょう)が発達しているから。
脳梁には、右脳と左脳の連絡通路のような機能があるのですが、発達していればいるほどイメージを言葉に、言葉をイメージに変換するスピードが速くなります。
右脳…論理を司る
左脳…感情を司る
脳梁が発達しているおかげで、女性は次々と話題に感情を乗せて喋ることができるというわけです。
女性の話を聞いていて、「ぜんぜん論理的じゃないなぁ」と思った経験はありませんか?
それもそのはず。
男性は女性と比べて脳梁が発達しておらず、次々と感情的に移り変わる女性の話に、時折ついていけなくなってしまうのです。

女性脳は人を欲しがる

女性脳は、基本的に人とのつながりを求めています。
他人との感情的なつながりを、常に求めていると言っていいでしょう。
対して、男性脳が求めるのは「モノ・評価」です。
女の人の方が「買い物好き」ってイメージあるけど?
確かに、それもそうです。
ですが、服を買うときでも、
と、最終的に他人によく見てもらえるかを意識しています。
対して男性は、
お、こんな機能もあるのか!
と、モノ自体が気に入ったから買う、という買い物になりやすいのです。
女性脳は行間に感情を詰める

女性が書く文章には、行間にこそ真意が隠されています。
コミュニケーション能力の高い女性は、感情を文章以外の形で表すことができます。
その手段の一つが、行間です。
空いた行間に意味を込めているのですが、悲しいことに男性はそれを読み取るのが苦手です。
なぜなら、男性は言葉だけに意味を求める傾向があるから。
例えば、LINEのやりとりには、行間に女性の真意が潜んでいます。
わかりやすいサインで言うと、「〜けど」「でも」「〜じゃない?」のような言葉。
これらの言葉には、「イヤだ!」「別のところがいい!」「そこには行きたいくない!」という無言の本音が隠されています。
もし、LINEで女性を食事に誘って、返信にこんな言葉が出てきたら?
最初に提案したお店と正反対の特徴を持つお店を再提案するのが得策です。
女性は行間がギチギチに詰まった文章が苦手なので、長めの文章を送るときは、適切な位置で行間を空けて送ってあげよう。

女性脳はプロセスを褒められると喜ぶ

女性を褒めるときは、過去と未来にわたって褒めると、より喜んでくれます。
女性には、1つの物事から拡大解釈する、「拡大思考」という考え方の癖があるからです。
例えば、女性に気配り上手な人が多いのも、この拡大思考のためです。
対して、男は一度にたくさんのことを考えるのが苦手です。
なので、褒めるときも、ただ良い結果だけを褒められれば喜びます。
拡大思考の女性には、「今までがんばったからこの結果が出た」、「この結果が出たから周りのみんなも喜んでくれる」というところまで触れつつ褒めると効果的。
褒めるのもそうですが、女性を励ますときにもこの拡大思考に考慮しましょう。
例えば、目の前の女の子に辛い過去を告白されたら。
「その過去があるから今がある」というように、過去のネガティブ体験に対してポジティブな解釈を与えてあげましょう。
女性脳は沈黙がストレス

女性は、会話が途切れるとストレスホルモンが分泌されます。
会話に沈黙が訪れている最中、女性の体内では血糖値や血圧を上げるノルアドレナリンやコルチゾールが分泌されているのです。
このことから、モテるためにはコミュニケーション能力が大事だということが改めてわかります。
なお、男性は会話が途切れてもストレスホルモンが分泌されません。
なので、知らず知らずのうちに女性にストレスを与えていると考えると、なかなか恐ろしいことですよね。
女性が話しているときには、ドーパミンが分泌されます
ドーパミンは、快楽・意欲を生み出すホルモンです。
だから女性はおしゃべりが好きなんですね。
女性脳は自己開示に抵抗が少ない

女性は、初対面の人にも自分の深い部分を明かすことに抵抗がありません。
「新しい環境への適応能力」が男性に比べて高いからです。
女性同士が仲良くなるスピードが早いのもこのためです。
これには、「認知的不協和の解消」という心理効果も働いています。
初対面の人にここまで話してしまった、という矛盾のつじつまを合わせるために、「この人とは仲良くなれた」と解釈してしまうのです。
(※本書には書かれていませんでしたが、相手が自己開示することで自分も自己開示しなければいけないような気になるという「返報性の原理」も働いています。)
男性も、女性と話すときにこれを応用しましょう。
つまり、仲良くなりたければ、男性側から「仲良くなった人にしか話さないこと」を話してしまえばいい。
この後ホテルに誘いたいなら、「性に関する話題」を話していけばいいということです。
女性脳との「会話ルール」を設定しよう
男性脳と明らかに作りが違うのに、どうすれば女性脳の持ち主とうまくコミュニケーションが取れるのか?
そのヒントは、「女性と話すときは、理論よりも感情が伝わるような会話をする」というルールを決めてしまうこと。
男性は論理的に考える癖がありますから、ルールがあればそれを守ろうとします。
その思考の癖を上手く活かしましょう。
女性からしてみれば、感情のやりとりができる会話に満足するはずです。
女性脳を理解するためのワーク
男性脳の持ち主が女性脳を理解するためのワークを3つご紹介します。
①「大丈夫?」と2回聞く
②女子の発言を踏まえて誘う
③プチ聖徳太子
順番にみていきましょう。
「大丈夫?」と2回聞く
困っている女性に「大丈夫?」と聞いてあげる。
これは当然です。
問題はここから。
と返されてときに、もう一度、「本当に大丈夫? なんかあったら言ってよ」と言ってあげましょう。
女性は行間に意味を込めるということは、すでに解説しました。
口では「大丈夫」と答えていても、「(本当は大丈夫じゃない。察して。助けて。)」という無言のメッセージが隠されているからです。
そこを突っ込んで聞いてあげると、女性の良き理解者に近づくことができます。
女子の発言を踏まえて誘う
気になる女子を食事に誘うときには、「その女の子の以前の発言」を踏まえて誘うようにしてあげましょう。
例えば、「前にイタリアン好きって言ってたから、新しいイタリアンの店行かない?」というように。
「言ったことをちゃんと覚えてるよ」というアピールをするのです。
これも、女性の拡大思考に基づいたもの。
プチ聖徳太子
カフェに行ったときに、複数グループの会話に同時に耳をすましてみましょう。
または、スマホでニュースを見ながら、他のグループの会話に耳を澄まして見ましょう。
そしてしばらく経ったら、それぞれどんな内容だったかを紙に書き出してみるのです。
これは、女性脳特有のマルチタスクを理解するためのワークです。
男性は1つのことにしか集中できませんが、女性は2つ以上のことを同時に行っても苦になりません。
このワークでは、その感覚を擬似的に体感することが可能です。
おわりに
男性脳と女性脳の違いがわかれば、女性とのすれ違いを減らすことができます。
DaiGoさんの本はどれも読みやすく、実践しやすいので、読書に慣れていない方でもすんなり読めるのでオススメです。
ちなみに、男性が100%男性脳で、女性が100%女性脳というわけではありません。
人によって男性脳の女性脳の割合は異なります。
では、どうやって男性脳・女性脳の割合の多さを見抜けばいいのか?
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