なにかいいケアの方法はない?
周りの人はキレイなのになんで自分だけ?
この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
自分の肌の調子って、とても気になりますよね。
自分なりにケアしているのに、なぜか吹き出物が止まらない、肌はザラザラ…。
誰も気にしてないと思っていても、自分にとっては一大事に感じられます。
僕も、保険適応外の高額なニキビ治療(10万円)を受けたりしましたが、ぜんぜん治らないなんてこともありました。
お金かけてるのに治らないと凹みますよね…。
ですが、自分なりに本で勉強して実践したり、身の回りの肌がキレイな人と汚い人の特徴を比較することで、少しずつわかってきました。
結論から言います。
スキンケアにはお金より手間をかけましょう。
本当に肌に効くことには、お金はかかりません。
記事の後半で詳しく書きますが、肌をキレイにすることには「整形級」の効果もあります。
つまり、お金をかけずに整形できるってことです。
そう聞くと、コミットしない手はありませんね。
この記事では、
✅肌が汚い原因
✅手軽に肌をキレイにする方法
✅美肌習慣を定着させるコツ
主にこの3点について解説していきます。
肌が汚い原因
まずは、あなたの肌がなぜ荒れてしまうのか。
その原因を見ていきましょう。
原因がわかれば、そこを対処して改善していくだけ。
また、それぞれの原因は密接にリンクしあっています。
汚肌スパイラルから美肌ループに入れるよう、根本原因をしっかり認識しましょう。
食生活
食生活は乱れていませんか?
以下の項目に当てはまったら改善の余地アリです。
✔︎野菜不足
✔︎果物不足
✔︎外食が多い
✔︎お酒を毎日飲む
✔︎お菓子を毎日食べる
✔︎タンパク質(肉・魚)不足
✔︎水を1日2リットル以上飲まない
✔︎冷たい食べ物・飲み物ばかり口にする
特に心がけるべきは、「野菜を食べる」「お菓子を控える」の2点。
ビタミンや食物繊維を野菜からとり、砂糖や添加物をできるだけ体に入れない。
自炊を心がけると、必然的に野菜やタンパク質の量が増えます。
タンパク質も肌の原料になるものなので、できるだけ多く摂取しましょう。
「野菜とタンパク質が豊富な時短メニューのつくりかた」は、別記事で解説していますので、ぜひご参考ください。
手間を最小限に省いた自炊方法ですので、料理に慣れていない方にもオススメです。

スキンケア
「やってはいけないスキンケア」をやってしまっていませんか?
以下に当てはまっていたら要注意。
✔︎日焼け止めを塗らない
✔︎保湿をしていない、保湿が弱い
✔︎刺激の強すぎる洗顔料を使っている
✔︎顔をさわる、かいてしまうクセがある
✔︎風呂上がり、洗顔後に化粧水しかつけない
✔︎タオルで顔を拭くとき、ゴシゴシこすっている
✔︎風呂上がりから4分以内に全身保湿していない
洗顔後や風呂上がりのケアが重要になります。
洗顔後はすぐにタオルで水気を拭き取りましょう。
肌をこするのは絶対にNG。
「タオルに水分を吸わせる感覚」で、静かに肌に押し付けてください。
【肌をこすってはいけない理由】
毛穴のフチには、タケノコのような尖った形状の突起があります。
肌をこすると、この突起がめくれたり、折れてしまいます。
突起が折れると、炎症を起こし、毛穴が黒ずみ、肌のくすみやシミの原因に。
炎症を起こすと、皮脂が出にくくなって、ニキビがでやすくなってしまいます。
なので、肌はこすらないようにしましょう。
皮膚科学の権威であるアメリカ皮膚科学会によると、スキンケアに重要なのは「保湿と紫外線対策」の2点。
保湿クリームを「少し多いんじゃないか?」というくらいしっかりと塗り、外を歩くときは必ず日焼け止めを塗りましょう。
睡眠
睡眠不足になっていませんか?
睡眠不足は集中力の低下やメンタル低下を招きますが、もちろん肌にも悪いです。
僕も、人生初の徹夜明けに肌が荒れまくってしまったという経験があります。
という人もいるでしょう。
寝つきが悪くなるのにも原因があります。
それは以下のとおり。
✔︎運動不足
✔︎入浴時間が短い
✔︎朝起きるのが遅い
✔︎夜に強い光を浴びている
✔︎就寝前にリラックスできていない
✔︎寝るまでにストレスを発散できていない
✔︎夕方18時以降にカフェインを摂っている
日中は運動量を増やして体を疲れさせ、夜はしっかりリラックスというサイクルをつくりましょう。
夜は、部屋を間接照明だけにして過ごすのがオススメ。
僕はこれでかなり寝つきが良くなりました。
あと、できるだけ夜にコンビニには行かないようにしましょう。
コンビニの中は、非常に強いライトが使われています。
体内時計が狂ってしまうので、できるだけ夕方までに買い物は済ませておきましょう。
あと、「仕事や学校の人間関係でイライラすることがあって、それが頭から離れなくて寝れない…」という人は、エクスプレッシブライティングがオススメ。
エクスプレッシブライティングは、自分の感情を紙にひたすら書き出すこと。
心理学の研究で、ストレス解消に大きな効果があることが認められています。
僕は朝と夜に8分間ずつ、エクスプレッシブライティングを行うことを習慣にしています。
「頭のゴミを捨ててスッキリした感覚」になれるので、オススメです。
枕カバーは肌に悪い菌の温床になるので、毎日取り替えましょう。
自然
あなたが最近自然とふれあったのはいつですか?
休みの日にずっと家に引きこもってテレビを見たりゲームをしている…。
それは精神衛生的にも美容的にもよろしくありません。
ある研究によると、職場のデスクに観葉植物を置くだけで、肌荒れが改善するということがわかっています。
また、週に1度、30分間公園で過ごすだけで、メンタルが改善するということもわかっています。
自然と触れ合うことで、肌に良い菌を増やすことができます。
今度の休日には、公園で30分間読書して過ごしてみるのもいいかもしれませんよ。
運動
運動不足になると、新陳代謝が悪くなり汗をかかなくなります。
美肌になりたいなら、しっかり汗をかきましょう。
汗をかくべき理由は以下の2点。
①肌に良い菌のエサになる
②肌に悪い菌の繁殖を抑える
また、運動して血行が良くなれば体温もあがり、汗もかきやすくなります。

メンタル
WHOの推計では、心臓麻痺の死亡者は世界で年に1700万人おり、そのうち25%は激しいストレスによるものと考えられています。
メンタルが不安定だと、脈拍と血圧は上昇し、心臓や血管に過度の負担がかかります。
夜になっても寝付けません。
結果として睡眠不足につながり、肌荒れをもたらします。
先ほど書いた「エクスプレッシブライティング」や「運動」で、できるだけメンタルを安定させましょう。
また、友達が少ない人も要注意。
ブリガムヤング大学が2010年に行った研究によると、人間の寿命を延ばすのにもっとも効果的な要素は「良好な社会関係」であるとされています。
なんでも、孤独だった人に友達ができた場合は最大で15年も寿命が延びる傾向があったようです。
良好な人間関係をつくれば、メンタルも安定して健康にも良いという認識を持ちましょう。
肌がきれいなメリット
肌がキレイだと、以下のようなメリットがあります。
①モテる
②自信がつく
1つずつ、理由を詳しく解説していきます。
肌がキレイだと…モテる!
肌がキレイだと、健康的に見られます。
そして、健康的な人はモテます。
つまり、「肌がキレイ=モテる」という方程式が成り立ちます。
また、ある画像加工技術を用いた実験では、「元の顔を平均的に整えた顔」と「元の顔の肌をスベスベにした顔」では、魅力度が変わらないという結果が出ています。
つまり、整形して顔を整えても、肌をキレイにしても、魅力度の上がり具合は同じだということ。
だとすれば、顔にコンプレックスがあるとしても、リスクを負って整形するより、努力して美肌になった方がよくないですか?
肌がキレイだと…自信がつく!
肌がキレイになると、当然ながら自信がつきます。
理由は以下のとおり。
・人に自慢したくなる
・コンプレックスを努力で解消したという成功体験
・笑顔が増える
肌が汚いと、どうしても「見ないで!」というマインドになってしまします。
人に自分の顔を見せまいと、どんどん内にこもってしまう感覚ってありますよね。
ですが、肌がキレイになると、逆に「もっと自分を見てほしい!」という若干ナルシストっぽいほど自信にあふれたマインドに変わります。
一度肌荒れで悩んだ過去があるなら、なおさらです。
また、肌荒れを治すには、誘惑に打ち勝つ強い自制心が必要です。
苦労して勝ち取った「美肌」は、あなたにとって立派な成功体験の1つになります。
また、肌荒れの時には少なくなってしまっていた笑顔が増え、表情が豊かになります。
結果的に社交性も増し、人間関係のストレスも減ります。
以上のことから、美肌にはあなたの人生から元気と活力を取り戻す力があると言えます。
僕が美肌のためにやって効果的だったこと、逆効果だったこと
僕も肌が荒れ出してから、色々と試行錯誤してきました。
その中で、効果的だったこと、逆効果だったことをご紹介していきます。
効果的だったこと
まずは僕がやって肌の調子が良くなったことについて。
順番に見ていきましょう。
夜にがんばらない
1つめは、「夜にがんばらない」です。
日中にやり残したことがあっても、早めに寝て翌朝にやるようにしました。
この習慣で、睡眠時間も確保できるようになりましたし、仕事の生産性も向上しました。
そもそも、朝にやれば20分で終わるようなことも、夜にやる1時間くらかかっちゃうんですよね。
夜は脳も体も疲れきっているので当然のことです。
夜に何かをがんばるのは効率が悪い。
肌のためにも、早めにあきらめて、翌朝がんばりましょう。
自炊
自炊によって、美肌になりました。
理由は、野菜とタンパク質を安価にたくさん取れるから。
外食は糖質と脂質が多すぎます。
その量を自由に調節できるという点で、自炊は身につけてよかった習慣です。
という人がいますが、個人的には外食の方が時間を奪われます。
なぜなら、外食で糖質と脂質をたくさん摂取することで、眠くなり、その後の行動がニブくなるから。
自炊であれば、脂質・糖質・炭水化物・ビタミン・ミネラルの量を、自分に都合のいいようにカスタマイズできます。
自炊も、自分で食べるだけなら、簡単な調理でいいんです。
僕なんか毎日同じ調理方法なので、まったく負担を感じていません。

筋トレ・運動
筋トレ・運動を生活に取り入れることによって、ストレスを健康的に発散できるようになりました。
体を動かす習慣のなかった以前の僕は、テレビをだらだら見たり、お菓子をバクバク食べることによってストレスを解消していました。
結果、仕事で強いストレスを感じた日にはお菓子を大量に食べて、翌朝顔がエラいことに…ということがしょっちゅう。
今では、ストレスを感じたら、意識的に筋トレや有酸素運動で発散することを心がけています。
するとどうなると思いますか?
ストレスを感じるほどに体が美しく鍛えられ、肌もキレイになっていったんです。
サウナと水風呂
サウナと水風呂を利用し始めてから、体温が上がり、寝つきが良くなり、ストレスが減りました。
和温療法研究所、所長の鄭忠和先生によると、サウナが体にいい理由は、「血流がよくなるから」とのこと。
恋愛面でいうと、水風呂に入ることによって「勇気がつく」というメリットがあります。
人生の壁は、たいてい「小さな勇気」で乗り越えられます。
水風呂に入るだけで未知や恐怖に挑戦する力が身につくのであれば、やらない手はないですよ。

水をたくさん飲む
水を意識してたくさん飲むことも、当然ながら効果的。
なぜなら、化粧水などで外側から水分を足すよりも、内側の水分量を増やす方が大事だからです。
肌の潤いというのは、基本的には内側からつくられるもの。
その原料となるのが、ふだん口にしている飲み水です。
恋愛面で言うと、水をたくさん飲むことで口の中の水分量が増えて、口臭が少なくなったり、キスが気持ちよくなるというメリットがあります。
僕は毎朝コンビニで2リットルの水を買って、その日のうちに飲み干すことを最低限のノルマにしています。
逆効果だったこと
肌をよくするためにせっかくやったのに逆効果だっとこともあります。
以下の失敗に共通しているのは、「お金をかけたからといって効果があるわけではない」ということです。
高額ニキビ治療
某有名美容クリニックなどの、トータル10万円するような高額のニキビ治療を、これまで2回受けたことがあります。
結果は最悪でした。
全く効果が出ないならまだしも、処置中に激痛を耐えなければならなかったり、治療の跡が残ってしまったり。
お金をかけずとも、肌をキレイにするためにやれることはたくさんあります。
この経験から得た教訓は、「美容は金ではなく手間をかけよ」ということです。
ストレスを溜めないようにお金をガンガン使う
「肌が汚いのはストレスのせいだ!」
と思っていた昔の僕は、「肌をキレイにするため」との名目で、お金を使いまくっていました。
欲しいモノはなんでもすぐ買う。
家では副業に集中できないからカフェに行く。
ですが、いたずらに消費しまくるだけでは、肌は全くよくなりませんでした。
肌をよくするには、そもそも「自制心」が必要です。
体や肌に悪いけどおいしい食べ物がカンタンに手に入るこの時代には、欲望を抑える力がないと美肌にはなれません。
むしろ、自炊などの節約生活を心がけるようになってからの方が、肌はキレイになっていきました。
美肌習慣を定着させる7つのテクニック
肌が汚い状態から美肌を手に入れるには、時間がかかります。
そんな長期戦を成功させるためには、習慣化が必要不可欠。
ここでは、行動を習慣化させるのに効果的な「心理学的に正しい7つの習慣化テク」をご紹介します。
パワフル・バーブ
パワフル・バーブとは、より強い動詞で目標を立てること。
ちなみに、バーブとは「動詞」と言う意味です。
たとえば、「半年後にはニキビ跡ひとつないツルツルの肌を絶対に手に入れるに決まっている!」と強い言葉で決意するのです。
コツは、願望ではなく結果を口にすること。
「できたら吹き出物をなくしたいなぁ」
ではなく、
「努力によって吹き出物は必ずなくなっている。」
と宣言すること。
あたかも結果はすでに確定しているような言い方をするだけで、目標は達成しやすくなります。
パブリック・コミットメント
ゴールを宣言することに加え、定期的に達成状況を周囲に報告していきましょう。
宣言するだけでは、「やった気」になってしまうので、報告もセットにすると効果的です。
切磋琢磨でき、なおかつ途中過程を報告しあえる仲間が作れたら、ぜひやってみましょう。
コミットメント想起タイミング
目標を達成するには、「自分が何にコミットメントしているか」を定期的に思い出す必要があります。
具体的には、枕元に目標を紙に書いておいておき、朝の習慣として「肌をキレイにする」という目標を声に出して読み上げてみましょう。
ポジティブ・キュー
自分に目標を思い出させる仕掛けをつくっておきましょう。
たとえば、サイフの中に、「お菓子やラーメンを食べるな!」と書いたメモを入れておく。
玄関に、「運動をサボるな!」と書いたメモを貼っておく。
こうすると、「いつのまにか誘惑に負けていた」という残念なオチを防ぐことができます。
自分の名前も書いておくと、「第三者から注意されてる感」も増して効果的です。
また、イラストを入れると、ビジュアルで訴えかけられるので、よりメッセージの威力がアップします。
生産的イメージング
自分がこれまで「美肌を目指す過程」でやってきた努力や進歩を思い出しましょう。
具体的には、自分が誘惑に打ち勝った瞬間をノートにメモしてください。
たとえば、昼に友人とランチに行って、みんなはデザートを頼んでいたけど自分はガマンできたようなとき。
そんな瞬間を書き留めたメモを見返すことで、自分に自信がつき、習慣化が身につきやすくなります。
セルフ・コンパッション
1日習慣をサボってしまったとしても、自分を責めたり自己嫌悪におちいってしまってはいけません。
なぜなら、それが習慣を途切れさせる原因になるからです。
たとえば、「今週は2時間運動する」という目標を立てていたとして、実際には1時間しかできなかったとします。
そうすると、それを取り戻すために、「じゃあ来週は4時間やろう!」と無茶な計画を立てて、結局できずに習慣が崩れると言う事態におちいります。
なので、たとえ一度失敗したとしても、自分を過剰に責める必要はありません。
自分を許し、また明日から再開すればいいのです。
イフ・ゼン プランニング
イフ・ゼン プランニングは、やるべき行動とそれを行う条件をセットにしておくというテクニック。
たとえば、以下のようなセットをつくります。
「もしコンビニでお菓子を食べたくなったら、代わりにフルーツを買う」
「ストレスを感じて帰宅したら、とりあえず腕立て伏せをする」
「朝起きたら、まず15分間ランニングする」
イフ・ゼン プランニングは、「習慣化の王様」と呼ばれるほど、効き目の高い究極のテクニックです。
ぜひ自分独自のプランを作ってみてくださいね。
おわりに:スキンケアには金より手間をかけよ
あくまで僕の経験上ですが、スキンケアにはお金をかけるより、手間をかけた方が効果的です。
運動や肌をいたわったスキンケアは、正直行ってめんどくさいです。
でも、このめんどくさいことにこそ効果があります。
ここをショートカットしようとしてお金で解決しようとすると逆効果になります。
スキンケアにはお金より手間をかけるべし。
だからこそ、合わせて習慣化のテクニックもご紹介させていただきました。
美肌になれば、あなたの人生は間違いなく今より明るくなります。
あなたの努力を、全力で応援しています。